今年も’霞しぼり’と春を待とう

3月2日は

緑川酒造さんの春限定のお酒、’霞しぼり’の

たった一日の出荷日です。

この日だけ、蔵元を旅立って、注文先の酒屋さんへ向かうのです。

だから、緑川酒造さんには

この日を境にこのお酒の在庫はまったくない、ことになる。

娘を嫁に出す気持ちなのかなぁ。

もしかしたら、本当にそうかも!

3月4日は、こちらも毎年、

このお酒を楽しむ会がにぎやかに開催されます。

その名も

‘飲もう!語ろう!春まつり!’

なんとも楽しそうなパーティです。

私もたった一度参加したことがありますが、

杜氏さんの酒造りの歌なども披露され、

お料理は地元の美味しい料理店からのケータリングもあり、

この日を楽しみに、まさに春を待つ、お祭りとなったようです。

参加費は3.000円。先着200人。

チケットは緑川酒造の本社でのみの販売。

予約は一人につき、5枚まで。

今年は第16回となったようですが、年々人気が高まっているようです。

チケットも手に入れにくく、巷のこの時期の話題ともなっています。

どんなお酒かというと、

緑川さんが、地元の農家さんと復活させた酒米’北陸十二号’でつくったお酒に、

春霞のような淡いおりを絡めた生酒です。

飲むときは、ますは上下にゆっくりと傾けます。そうすると、

その名の通り、淡いおりが全体に絡まります。

美味しく飲んでもらうために富士屋酒店さんでは毎年

1本1本に手作りの注意書きを付けてくれてます。

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今年も早々に、20本を確保しました。

酒屋さんで保管してもらっています。

生酒のゆえ、2か月くらいでたぶん売り切れになるでしょう。

宝巌堂でも普段日本酒を飲まない方にも人気で、

半合から気軽に楽しまれています。

こんなに人気の霞しぼりを

待ち焦がれた皆さんの元へ送り出す前に

会社全体で盛大なパーティをするんだな、と、

まるで、結婚式みたいだ。

なんか、いいなぁ、そういうの。

来年こそはチケットを手に入れて

結婚式に行かなくちゃ!

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雪国の春も、すぐそこです。

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