魚沼コシヒカリにもっと光を!

今までだったら、

‘すごいよねー、さすがに美味しいよね!’

と、それくらいの感想で通り過ぎてしまったかもしれない。

この記事を見ても。

先日参加した、

魚沼市観光協会10周年の記念講演のテーマは、

‘旅人目線で見る観光地ブランディング’でした。

そしてこの講演が、

今まで当たり前だと思っていたその美味しさ、

宣伝しなくてもみんな知ってるでしょ、と、思っていた知名度、

そう、魚沼の誇る、’魚沼コシヒカリ’に

また、みんながまた目を注ぐきっかけになったのです。

確かに美味しい魚沼のコシヒカリですが、

魚沼の人は当たり前だと思っている。

特に宣伝しなくても、’魚沼’コシヒカリだから大丈夫と思っている。

それは、けっして胡坐をかいているのではなく、

それが当然の、

魚沼の誇りだからです。

でも、

昨今、この誇りを揺るがすような、新人の台頭がすさまじいです。

種類も豊富たし、価格ももっと安いし、

なによりも、案外美味しいらしい。食べたことないから実はわからないのですが。

お米の消費量がどんどん減っているということですが、

こと、宝巌堂のお客さまを拝見していると、とてもそうは思えません。

皆さん、気持ちのいいくらいに、お櫃を空にしてくださいます。

ご飯番の私としては、毎回お櫃が綺麗に戻ってくると、

‘やった!’と思わずガッツポーズ!

先日の地元紙新潟日報に

こんな素晴らしい記事が載っていました。

DSC00535.JPG

本県(新潟県)コシ(コシヒカリ)

5銘柄「特A」

そしてなんとその横にはこんな文章が!

‘14年度米食味ランキング

魚沼は唯一26年連続’

と!

ちょっと待って、これって何気に書いてるけど、

もしかしてすごいことなんじゃない?

記事中によると、

魚沼コシは特Aが設定された1989年以降

26年連続で特Aを維持している。

協会によるとこれは全国でも魚沼コシのみ!

特Aの産地を品種を見れば、

もちろん全国各地のお米でも特Aがありますが、

新潟県は

上越、中越、魚沼、岩船、佐渡、

この地域のコシヒカリがすべて特Aなんです。

新潟県が、そして魚沼が

コシヒカリを郷土の誇りと思い、

自信があるのも無理はない事です。

もちろん、

先人たちのこの品種を生み出す努力、

大変な苦労の賜物ですが、

新潟、魚沼という土地が、このお米を生み出している。

魚沼そのものに感謝なのですね。

今こそ、もっと魚沼コシヒカリに

もっとたくさんのヒカリを当てたい!

ただでさえ美味しい白いゴハンですが、

この味を消さないような、さらに引き立てるような

ご飯のお供がないかしら。

これを月替わりとかで、朝や夕にお出ししてみる。

‘みなさん、

この普通の白いゴハンが美味しいんですよ!

もっと白いゴハンを美味しく食べるような提案をしましょう、

究極の白いゴハンを食べましょう!’

この講演会の内容に

深くうなずいて、さっそく妄想し始めた私に

今回の新聞記事はさらに妄想を拡大化させるに十分なものとなりました。

まだまだたくさんやることありますね。

雪もそろそろ終盤、

春に向かって頑張ろう!

コメントを残す