ある晩、お腹すいたなーって思って、
美味しそうな梅干しを一つ口に入れた。
けっこうな深夜の出来事でした。
その晩は、
眠たいのにどうやっても寝れないっ。
目がさえている。いや、冴えわたっている。
目よりも何よりも、
胃が。。。。起きている。まるで別の生き物みたい。
ムカムカ、ムカムカしてどうしようもありません。
これを経験してからというもの、
梅干しが、なんと食べれなくなってしまいました。
梅味は大好き!でも
食べるよう思うのだけれど、
どうしてもあの晩を思い出し、
ちょっとドキドキして、なによりも胃がむかむかして、
口にする勇気がでませんでした。
いずれにしてもいわゆる添加物のない、
家庭で漬けるしょっぱい、酸っぱい梅干しは苦手だったので、
朝ごはん用に、紀州のちょっと甘めの梅干を取り寄せていました。
でも、それさえも食べてはいなかったのですが。
出会いはfacebookでした。
ことだま遊書の竹谷先生の文字が描いてある可愛い梅干しを見つけたんです。
しかも、常に求めている一人用にぴったりのもの!
もちろん、パッケージの文字はことだま遊書。
これはもう、お客さま用のお着き菓子に最適でしょう!
と、思い立ったらその場で問合せです。
それから、
1年経ちました。
初めて問い合わせをしたのが2013年11月1日でした。
よく忘れないで覚えててくださったなぁ。
先日、
ようやく出来上がったサンプルを持って栃尾又までいらしてくださいました。
‘怒られるんじゃないかと思ってましたー。
遅くなってすみません!’と、お越しいただいたのは、
‘ドリーム岩塚’の内藤さんご夫妻です。
あーーー、なんてこった!画像がない!
あるのはこちら!!!
梅干し断ちを余儀なくされた私が、
今晩、初めてこの梅干しを食べてみました。
だって、
お着き菓子やお土産に取り入れようと思ってる、って言ったらあるじ曰く、
‘あんたが食べれないんじゃだめじゃん!’
と言われてしまったからです。
えー!まさか!そんなこと言われるなんて!
でも、まぁもっともなこと。
食べれないものをまさか並べられない。
そうしたら、そうしたら!
なんて美味しいんでしょう!!!
変な嫌味な味は一切しない。
しょっぱくて酸っぱくて梅の甘みもして、
バランスのいい梅干しだなぁ。
東京で物産展に持っていくと、
5キロ、10キロの単位で買われるお客さまがいるそうですが
納得です。
しかも、お手伝いの方は当然いらっしゃいますが、
常に従事しているのはご夫妻ふたりとのことで、
全くの手仕事、手作業です。
いやー、すごい。気の遠くなる作業です。
でもだからこそ美味しいものってできるんですよね。
ということで、
この美味しい梅干し、しかも3個入りの特別版は
まずはお着き菓子のお仲間として
近いうちにお目見えの予定です。
どうぞお楽しみに!
この’天日干し 越の梅’がことだま遊書で書いた文字です。
ことだま遊書に出会ったのは、
瀬波の若女将さんがきっかけです。
その後、新潟女将の会や地元の商工会の講習会でことだまを習い、
それから宝巌堂でもセミナーを開いた。
ことだまから、ドリーム岩塚さんの梅干しに出会った。
ご縁がどんどんつながっていきます。
ひとりのチカラは大きくはないけど、
ひとりひとりがつながると、一本の長い長い線になる。
長い線のどこかの点にいられるって、
私は幸せだ。