‘雪国地場産グルメ’

コシヒカリ

魚沼市湯之谷地区 馬場隆一さん

魚沼市広神地区  茂野 貢さん

 

味噌

長岡市   越後一味噌

 

みゆきます、鯉など川魚

魚沼市   高野養魚場

 

塩引鮭

村上市   うおや

 

豚肉

魚沼市   ミートショップまえじまの越後もち豚

 

牛肉

南魚沼市  内山肉店の越後牛

 

豆腐、油揚げ、豆乳

魚沼市   立場とうふ店

 

野菜

魚沼市湯之谷地区  米山健太郎 

           (通称 枝豆叔父さん)

他地場野菜の直売所(季節によっては八百屋さん)

 

山菜

魚沼市またはあるじの裏山収穫

 

日本酒

魚沼市     緑川酒造

南魚沼市   八海醸造

小千谷市   新潟銘醸

 

他にもいろいろあります。

打ち豆、車麩、アイスクリーム、ほろほろ漬け、

塩麹(仕込みました!)、こんにゃく、いぶし大根、

えご草、米粉。

最近では見附のスワミルクヨーカン、っていうのもありました!

県内の美味しいもの、地元でよく使うもの、

いろいろ探してお出ししています。

 

うーん、

食材だけざっと書き出してみたら、

ほとんどが地場産、県内産だった。

って、わかってたけど。

 

調味料に関しては、

出来る限り、添加物を使っていないもの、

安全なものを使用している。

しかも、ほとんどはどこでも手に入れられるものばかり。

塩も、醤油も、出汁昆布も、みりんも、酢も、などなども。

みんな特別なものではない。

 

雪国A級グルメの1つ星をいただいてから、

嬉しい気持ち反面、これからの課題が見えてきた反面、

これ以上は今は出来ないな、

という気持ちがあったのも事実。

だから結構悩みました。 

これだけ地場産にこだわっていると自負し、

出来るだけ素材の味を生かしたお料理をつくろう、

と思っている気持ちといただく評価のギャップ。

美味しいと召し上がってくださる、宝巌堂のお客さまに対して

なんだか申し訳ない気持ちになったのです。

 

あるじが言ったように、

そして、ある常連さんからもご指摘があったように、

ウチのお料理はいわゆるA級とかB級とかではないんだな。

今さらながら自分のことがよくわかった。

 

あえて言うならば、

‘雪国地場産グルメ’。

 

これから、

少しずつ本当に少しずつ

進みながら、変化しながら、

宝巌堂なりの’雪国地場産グルメ’を追求したいと思います。

 

新潟県の皆さん、

地元の美味しいものをぜひ教えてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8 Comments

  1. fufu

    宝巌堂の料理は、私たちが日頃食べたくても手の届かないものです。
    普段はあまり見られない新潟ならではの食材を、普通とは一味違う味付けやアレンジで手をかけて出してくださる、最高に贅沢なものだと
    思います。
    他の価値観に揺れることなく、今の宝巌堂スタイルを大事にしてくださいね。
    私は宝巌堂の料理が大好きです。きっとみんなもそうだと思います。

  2. かっちゃん

    年末年始以来です!
    みなさん、お元気でいらっしゃいますか!
    宝巖堂のお料理は、確かにA級とかB級といった区分けには馴染まないと思います。
    基本的に家庭料理なんだけど、普段口にしているものとは違う食材へのこだわり、そして僕が一番嬉しいのは季節感。
    旬の素材が丁寧に仕事されていて、頂くときは毎回、ちょっとした緊張感があります。
    緊張感っていうと畏まった気がするけれど、「こんなに丁寧に作られたお料理だからこそ、しっかり頂かなくちゃ!」っていう感じ。
    せっかくだから、お箸の使い方もしっかりしたいし、作法を守ってきれいにいただきたい。
    (と思うけれど、作法がなっていない(笑)。)
    もしかすると、宝巖堂のお食事は、食育に通じるところがあるかもしれませんね。
    これからもおいしいお料理、楽しみにしています!

  3. 若女将

    fufuさん、いつもありがとうございます!
    嬉しいコメントに感激です。
    また懐かしく新しい地元の食材を
    お店の人や農家の人、お料理本の力を借りて
    美味しく楽しく変身させますね!
    ありがとうございました。

  4. 若女将

    かっちゃんさま、こんばんは!
    あっという間に1か月経ちますね?!早いです。
    読んでいてジーンときました。
    本当にその季節季節のものっておいしんですよね。
    季節のものを家庭料理をちょっとおしゃれにした感じ、なのでしょうか、きっと。
    食育なんて言ってもらえてうれしい!
    これからも楽しくお料理します?!
    今日、新しい本が届きましたの?♪

  5. STAR

    久々におじゃましました!
    新年会・・・・あの後どうしようかなぁ?
    と悩みましたが、やはり都合がつかず
    行けそうにないです。
    誘ってくださって、ありがとうございました。

  6. ふくろうです。

    A級だのB級だのといったいどうしてこんな格付けが
    なされるようになったのか。
    確かに安易に使っているのを容認していることもありますが。
    宝巌堂の帰りに同じ食材を購入しても、残念ながら
    同じ味は出せません。
    単に(と言っては失礼ですが)野菜をゆでるだけでも、です。
    これはやはり地場の食材というだけでなく、水や気候,文化。
    そして何よりも美味しいものを食べていただきたい、
    という思いがなせることではないのでしょうか。
    そして媚びることなく、決して無理せず
    (これは変にアレンジするとか、うけを狙うとか)、
    でも熱い思いと笑顔といつも丁寧な仕事をし、裏切らない,
    という姿勢があってのことだと思っています。
    ときどきはフレンチもイタリアンも食べますし、口コミの
    場所にも行きますが、それでも「また行きたくなる」と
    思わせる居心地の良さと,食事のおいしさ。
    どうかどうか、これからも宝巌堂のコンセプトは変わらず
    大事に大事にして欲しいと心から願っています。
    とはいえ、こういうランク付けにのらないとわかってもらえない、
    伝わらない,というジレンマはどうにもなりませんが。

  7. 若女将

    starさん、残念でした?!
    またぜひお会いしましょう!
    次回は総会かもね!

  8. 若女将

    ふくろうですさん、おはようございます!
    確かにこの小さな宿は知る人ぞに知っていただいてる、そんな感じで、
    おっしゃるとおりに、載らないと知ってもらえない、そんなジレンマありました。
    そして1年たった今、
    とりあえず、あまり考えないで、
    地元の食材を使って、
    食べたいものを作ろうと、改めて思いました。
    これもみなさんのおかげです。
    いつも本当にありがとうございます。
    あとは宣伝だー!!!
    また元気ください!(って、反対ですね、すみません!)

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