そして、そのもっと昔からこの日は小正月です。
東京にいたときは、そういうことは全く気にしていませんでした。
季節の行事は暦通りで、
三社祭の日程以外に暦を気にすることはなかったからですぅ。
こちらではお正月関連の行事は
じつに長々と続きます。
まずは正真正銘の元旦1月1日。
その後、8日は薬師さま、11日は鏡開き、
14日はカレンダーにも書いてある’十四日年越し’
14?15日にかけては鳥追い。
15日は小正月、
そして、おしまいは20日の二十日正月。
今日15日はその小正月。栃尾又でも3軒が集まって
無事に賽の神(どんど焼き)をしました。
娘たちが小学校の頃は、賽の神をとても楽しみにしていました。
賽の神と同時に鳥追いという行事があり、
これは学校での地域行事で、皆で集まり、ゲームをしたり
餅を食べたり、なかなか大がかりなものでした。
ところが、成人の日が異動したせいで、
これらの伝統行事はどんどんできなくなってきました。
9日あたりにしてしまうには、
ここいらの常識がついていかないのです。
小正月の15日にやることに、やはり意味がある。
やっぱり政治の都合でこうした暦上大事は日は
異動しもらっては困るんです。
それだけ地域のつながりは大事。
あちこちで子供の姿が見えない賽の神は
なんだかとても寂しいです。
今日の賽の神はこんな感じです。
3軒のダルマがどーんとてっぺんに。
火がつきました。
なんだかすごい画像!
今年は水害のために湿った木々やかやが多く、
珍しくなかなか火が消えません。
この火でお餅やするめを焼いて食べます。
丈夫な体になりますよ。これもまた子供らが好きなんです。
ところで、
15日は別名’女正月’とも言われています。
昔は(ばあばの時代)この日は女は何もしないでいい正月だったそうで、
実家に帰る日でもあったようです。
こういうならわしって、なんだかいいですよね。
いつかは小正月に楽々とできるかしら?
さて、とうちゃんたちは、珍しくお神酒を飲んでいい気分になってました。
‘いい正月だのぉ???’
って。
よかったのぉ♪
二十日正月には何をするんだろう?
今日めでたく84才の誕生日を迎えたばあばに聞いてみよう。