温泉のマナーについて

今日は朝から雪です。

週末になると寒波が来て、一気に冬モードになりますが、

今年の雪は長くは続かず、予報どおりの大雪になることはありません。

大寒を過ぎても、凍えるような寒さの日はあまりありません。

 

さて、

栃尾又は小正月過ぎて2月いっぱいくらいまでは

一年で一番静かな季節になります。

昔はお正月はもとより、冬期はお休みだったというのですから驚きですが。

この雪の季節に初めてこのぬる湯に入るのは

ちょっと勇気が要るでしょうけれど、

静かで、まるで貸切という贅沢も味わえますから、

実はかなりお勧めの季節です。

 

そして、温泉もまたしかり、

運がよければ貸切の世界??!

普段賑やかなのが信じられないくらい、

まさにこれぞ栃尾又温泉。。。瞑想の世界に入れます。

 

でも、この数日、うちにご宿泊のお客様からちょっと苦情が。。。

お二人とも女性で、お1人でのご宿泊でしたが、

苦情の内容は同じです。

 

’温泉がにぎやかですねぇ・・・

(はっきり言って、うるさいです)

3人しかいないんですが、その3人がもう大騒ぎで、

お構いなしに大声を出して大笑いで・・・

頭が痛くなるくらいです・・・・’

 

 

そう、これが悩みの種。

皆さん仲間お越しではなく、栃尾又で同じ時期に出会うお一人客が

お友達になる、というケース。

これはこれですごく楽しげで、いいことなんですけどね。

 

この時期は、温泉にも館内にもいる人数が少ないので、

そんなに苦情が出るほどの賑やかさではないと思うのですが、

これがどうして、どうして。

やっぱり少ないと気持がおおらかになるんだろうか。

羽目をはずしすぎるというか・・・

気が緩みすぎるというか、

まるで自分のお風呂ー、みたいに感じてしまうんでしょう。

 

したの湯には貼紙ならぬ、貼り板がしてあります。

’過度なおしゃべりはご遠慮下さい’

’他人の邪魔をするべからず’

てな、内容です。’

’かぶり湯をしてからはいるべし’とか

’洗濯禁止’

なーんてのもあったな。

 

 

私が子供の頃は、あたりまえのように銭湯通いでした。

洗面器と着替えを抱えて、それこそ下駄をカランコロンと鳴らして

お風呂屋さんへ。

入り口で会った近所のおばさんや番台のおじさんと挨拶。

アパート暮らしで、廊下を走っては隣りのおばさんに怒られて、反省。

そういったことで、

他人さまとの関わりも学んでいたように思います。

 

銭湯文化が廃れてから久しいです。銭湯を知らない世代もいます。

だから、お風呂に入るときのマナーというのも、

なかなか教えられる機会がないのかもしれませんね。

 

 

旅にでて、心も緩み、気持ちもほっとして

開放されたようになります。

特に栃尾又はそうした、絶好の温泉です。

 

すべてのみなさんが、栃尾又温泉を心から楽しむためにも

是非こうした温泉のマナーを心に留めておいてくださいね。

どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

でも、

これを読んでくれてるみなさんは、マナー違反はない方々なのです。

 

愚痴ってしまいました。ごめんなさい。

 

 

 

 

 

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