お食事処か、お部屋食か。

こんにちは、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

お知らせがーー!

お客さまからーーーー!

入った~~~~~~~!!!!

 

 

 

 

’3桁、当たりましたー!!!’

 

 

きゃああああああああ!!!!

と叫んだ!

 

いやぁ、今年は

私たちにもきっといいことがたくさんありそう!

皆さんにも楽しいお知らせをおすそ分け、

なんだか、ちょっとウキウキしちゃいますでしょ。

 

 

さて、今日の話題はお部屋食についてです。

 

改築する前は、食事処などはなく、

お食事は朝晩ともにお部屋に、

お膳でお持ちしていました。

 

若かりし頃は、

そのお膳を7膳も重ねて、階段を下りてきてたこともあったんだよー!

ま、空のお膳ですがね。

 

中身が入っていても、4膳は平気だった。

強かったなー!足腰、丈夫だったなー!

 

食事処ができたけれど、

私たちの頭の中は、昔と変わらずで、

湯治プランでのご滞在の方と、

お一人の方には、

プランが湯治でもおまかせでも

お部屋にご用意していました。

いや、むしろ、これじゃなくちゃダメなんだ、って思いこんでいた。

実際、食事処を作りましょう、って

設計士の先生から言われた時も

反対したくらいですからね。

 

 

そして、

 

今、

少しずつ変わってきています。

 

現在は、

お二人さま以上の場合は、

湯治プランでも

おまかせプランでも、

お食事処でご用意しています。

 

 

数年前に、古くなったお膳をほぼ処分してしまったこと、

 

お一人さまの需要も多く、お食事処を使用しない日もあること、

器が大きくて、お膳に乗りきらないこと、

お部屋食ができないお部屋ができたこと、

などなど、

理由はいろいろありますが、

 

ようやく、

おもてなしの仕方と、自分の気持ちが、

新しい方向に向いたのかもしれません。

 

熱いものはもっと熱いうちに、

冷たいものはより冷たく、

お酒もすぐにご用意できる、

湯治プランのとき、ご飯はあとで、のリクエストにも応えられる。

 

 

改築20年目の節目の年となりました。

今年は、また少しずつ変わっていくような予感がしています。

 

ちなみに、お一人さまのご滞在は

お部屋にご用意するのは今のところ、変わりません。

これは変わらないと思う。

 

私たちもちょっと年を重ねたけれど、

でも、

宿屋をずっと続けていきたい。

できるようにちょっとだけ変わっていく。

 

それでよかったよ、って言ってもらえるように、

変化したい。

 

宜しくお願いします。