お客さまの館内着のゆくえ

こんばんは、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

無事に10月になりました。

寒くもなく、暑くもなく、ヘットはまだ出てこないし、

なかなかに、いい気候かもしれません。

 

さて、

長々お世話になっていた作務衣屋さんが、

このコロナ禍で、その歴史に幕を閉じることになった。

 

スタッフさんと社長さんと仲良しの女将仲間と

みんなで東京ツアーをしたり、

旅行に行ったこともあったんですよ。

どんなに細かいことでも親身になって相談に乗ってくれた。

だからこそ一緒に旅行もできたんだよなぁ。

まるで社員旅行のようでしたよ。

あんな蜜なお付き合いができる仕事相手は、なかなか、ない。

今まで本当にありがとうございます。

 

さて、

お客さま用の作務衣、

’くつろぎ着’とその会社ではよんでいましたが、

本当にいいネーミングですよね。

館内着ともちょっと違う、くつろぐために着るもの。

そして、どういうものにするのか、

これはなかなか選択が難しいのです。

 

今使用しているものは、とてもとても評判がよく、

追加、追加で、もう長年愛用していたモノなのです。

現行のモノを追加しようと思ってたのですが、

でも、もうそれも叶わない。

 

 

残念だけれど、

新しく’くつろぎ着’を探さなくてはなりません。

 

8月から9月いっぱい、

あちこち探しては、サンプルを取り寄せたり、

いったんはあきらめた会社へ

また新しいサンプルをお願いしたり。

お客さまがこれを着て、館内で過ごす姿を想像しながら、

これで寝るかな?とか、

あれやこれや、喧々囂々、

決断力のなさも相まって、長い時間がかかりました。

 

そして月末、ようやく、決まりました!

これから着丈やズボンの仕様、サイズの配分、などなど

細かいところを決めて、サンプルを作っていただき、

さらにまた煮詰めて、という大事な作業が始まります。

出来上がりはまだ先ですが、

きっとお気に入りになるはず!

いや、ぜひ、お気に入りに入れてくださいませ(祈!)

 

お披露目は来年になる予定です。

もう少し先なのですが、、、、

 

作務衣について話していたところ、

私と榎本は

とても懐かしい作務衣の存在を

ハタと、思い出しました!

 

正確には、今はもう使っていないけれど

いつも頭の隅に、ここにあるな、と思ってた、

とてもとても大事な作務衣です。

しかも、着心地は最高。

しかも、これから冬にはまた最高!

 

 

このお話は続くよ。