古くて新しい湯飲み茶わん

こんにちは、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

懐かしい器が登場しています。

この子供たち柄、子供じゃないのかもしれないけど、

鍋島焼っていうんですね。

裏に書いてある。昔々からある柄ですよね。

 

実は苦手だったんですよ、

なんとなく不気味で。

子供柄と書いたけれど、検索してみたら

’唐子’と出てきました。

唐の時代の子供たちなのかしら。

昔はけっこう流行っていたんじゃないかと思います。

どこの家にも一つはあったような?

いや、家というよりはどこの旅館にもあったのかもしれません。

 

今使っている茶碗は、ご飯茶碗とおそろいの、

宝巌堂、と名前の入っているやつです。

その昔、

はるばる有田から器屋さんが出入りしていたころ、

ここら辺の宿も多くが、こういう器を作ったんだと思います。

もう30年も使っているんですが、

割れたのをほぼ見たことがない。丈夫ですね。

そして鍋島もまた有田の焼き物。

 

鍋島の湯飲み茶わんを

改めて手に取ってみました。

そしたら、なんか昔とは違う気持ちになった。

 

あら、ぽってりとして、ちょっといいかも。

熱いお茶を入れても、あっちゃくならないし。

持った感じも、手のひらにすっぽり入って、

可愛いわ。

 

これ、使おう。

 

ということで、

お食事処のお茶セットにお出ししています。

 

こんな古い器がたくさんあります。

捨てるには忍びない。

だって、昔の器は今では考えられないほど、

値段が高くて、

そして長持ちしていたんですね。

だから古くても割れずに残っている。

 

アウトレットコーナーを作って久しいですが、

最近は、

買い過ぎて一度も使っていないモノも出ていますよ。

ぜひのぞいてみてね!

 

近々、お椀を新調したいあるじ。

今使っているのが並ぶ可能性が大きい!

まだまだ使えるんだもの。

 

 

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