ミズ、とは?
この時期が旬の山菜です。
クセがなくて、実は味もあまりないんだけれど、
シャキシャキとした歯触りは他の山菜にはありません。
魚沼では
この時期のクジラ汁にはこのミズが欠かせないようです。
夏になると、ゆうごうをいれる。
季節によってクジラ汁に合わせる野菜が変わるんですね。
クジラ汁は苦手なので、残念ながら、やったことがありません。
ミズのこしゃえ方はとっても簡単。
フキのように皮を剥いて茹でるだけ。
あく抜きの必要もなく、すぐに使えます。
でもどうやって皮を剥くの?
これもばあばからちゃんと教えてもらってますので
今日はそれをご披露しますね。
ミズには青ミズと赤ミズがあります。
青ミズは葉っぱも全部食べれます。
たたくとちょっと粘りがでます。
今日のは赤ミズです。
ちょっと下の方が茶色くなってますが、これが赤ミズです。
青ミズは全体的にきれいな緑色です。
さて、
この葉っぱのついているところから皮を剥きます。
こんなふうに⇓
綺麗に剥きました。
そしたら、食べやすい大きさに切って、
塩を入れたお湯で湯がきます。サクッと噛めるくらい。
だいたい3分程度。
そうすると、綺麗な緑色に変身します!
湯がいたら水にとって、
ウチではもっぱらきんぴらにします。
味もなく、香りもなく、
でも、そのさくっとした歯触りと、それと同時に来る、
ぬめり感が何とも美味しい山菜なんですよ。
そのまま醤油とマヨネーズを付けて食べても美味しいです。
これ、葉っぱの残骸です。
買うときは、ぜひこの葉っぱが付いたのを買ってください。
葉が出ているところかを目安にして、そこから皮を引いていくのですから、
葉がないとちょっと不便なんです。
そろそろ山菜も終盤かなぁ。