10年目のお知らせ ’心がほどける 五感を愉しむ 宝巌堂’

‘田舎の我が家 宝巌堂’

‘お帰りなさい 田舎の我が家へ’

ずーっと慣れ親しんできたこのフレーズです。

でも、実際は、あまり使うことはなかった気がします。

雑誌に載せていただくときも、特に付けなかったし、

電話でも名乗ったことはなかったし。

田舎の我が家で、いいんだろうか?

そんな疑問も実はありました。

だって、’我が家’なのに、

お子様も楽々走り回れない、

年配の方には階段が多すぎる、

ワイワイと過ごすには音が響く、

等々、なんだかぜんぜんラクじゃないのに、

‘田舎の我が家’ってのもどうなんだろう。

この春以来、ある思いを抱き、

お客さまにアンケートをお願いしてきました。

どうして宝巌堂を選んでくださったのか、

宝巌堂に泊まって実際にどういうところが良かったのか、

はたまた、こんなところはちょっとねぇ、のところ。

いろいろと教えていただきました。

‘野菜がたくさん食べれてよかったー!’

‘よく眠れたわー、ご飯も2杯も食べちゃった’

‘温泉に入る時間がないくらいマンガ三昧でした’

‘なんだかわからないけれど、すごく居心地がよかった’

もちろん、反省すべき点も多々ですが、

まずは褒められて伸びよう!

‘居心地がいい’

実は、私たちもその居心地の良さを追求していたのですが、

はたして、お客様もそう思ってくださっていた!

本当に嬉しかったです。

でも、これをいったいどうやって表現したらいいのでしょう。

それはけっして’田舎の我が家’ではない。

そして、このたび

こんな言葉となりました。

DSC04845.JPG

‘心がほどける 五感を愉しむ 宝巌堂’

‘くう・ねる・はいるで心と体をととのえる’

これを読んだ私の先輩がこう感想をくれました。

‘心がほどけて、身体がほくれる、宝巌堂!

心リセット、身体デトックス宝巌堂!って感じがよく出てます。’

私もこの感想を頂戴して感動してしまいました。

そうそう、そうなんです!って。

現在、10年経ってやっと使い切ったパンフレットを作成中です。

全く見た目は変わりませんが、

このフレーズがこれから活字になって、

きっと、また実感がわいてくるのでしょう。

‘くう’

‘ねる’

‘はいる’

この少しレトロな言葉にまた息を吹き込んで、

心も体も整えられる空間を

私たちは整えていきたいと思います。

新しい宝巌堂をまたどうか

温かく、厳しい目で育ててください。

ありがとうございます。

コメントを残す