パン屋を選ぶ贅沢

２５年前。

すごい昔に聞こえるけれど、

ホンの昨日に感じられる。

でも、ウチのばあばはまだ６０代だったし、

私だって３０代だったー。

そう考えれば、かなりの年月だな。

 

と、今日の話題はそんなことではなく、

パン屋さんの話題です。

２５年前は魚沼にはいわゆるベーカリー、みたいなものは

知っている限り１軒しかありませんでした。

今ももちろん小出町の中心街でお店を構えている、

老舗のロりアンさん、ただ一軒。

義姉?が、メロンパンが変わってて美味しいよ！

と、教えてくれました。

 

それから２５年経った現在、

魚沼市の、私が行ける範囲に

何軒ものパン屋さんができました。

 

まずは、

宝巌堂のお着き菓子のクッキーでもおなじみの

‘パン工房ラパン’

店主は高校生の時、宝巌堂でアルバイトしてくれてました。

彼女の作るパンは、

お客様曰く’正直な味がする’パン。

地元では有名なとっとこたまごや、

立場とうふさんの豆乳や、

国産の質のいい小麦粉を使ったパンの数々は、

まさにその言葉がぴったりです。

近くに小学校があるので、

子供たちがお小遣いで買えるようにと、

お値段もとても安い！

昔ながらのパン屋さんです。

 

 

そして、

今年めでたく１周年を迎えた、

‘むしやすめ工房　桟歩道’

店主はこれまた宝巌堂の当初のスタッフ。

アイデア豊富な彼女は、

料理にもさまざまなアイデアをくれました。

今それがパンの中で表現されています。

一押しはなんといっても、ここらへんにはない、

‘ベーグル’と

‘カヌレ’という焼菓子。

ハード系のパンが好きな方には、超お勧めです。

 

新たにまた１軒、気になるパン屋さんができました。

噂によると、移動販売をするらしい。

噂をしっかり聞きとめて早速行ってきました。

１７号線の’大河原’という交差点を

向かって左折。大河原食堂の２軒先にありました。

家の前に移動販売車が止まっています。

その前に陳列台。たくさんのパンが並んでいます。

‘ブーランジェリエ　プレル’

ここのパンは、ブリオッシュ生地が基本です。

どれもお菓子のようでいて、食べごたえがあります。

クリームパンもブリオッシュ生地かな。美味しかったです。

この３軒は

３軒とも全く違った方向性のパン屋さんです。

だから、どこが一番美味しいとか、ではなく、

今日はどこのお店のパンを食べたい気分か？

で、選択するのです。

だってどのお店も甲乙つけられません。

みんな美味しいんですから。

これってすごく贅沢ですよね。

 

お昼にパンを、というお客さまも少なくありません。

そろそろ

‘うおぬまパン屋マップ’を作ります。

こうご期待！

 

都会と地方の差がどんどん埋まってきた感のするこの頃。

がんばるぞー、魚沼！