東日本大地震

3月11日、午後2時46分。

ご存知のように大きな地震に見舞われました。

 

その時、私は娘の部屋を借りて、

ボランティア活動の一種の市報の朗読という作業をしていました。

 

カタカタカタカタ、カタカタカタカタ・・・・・・・

 

あれ?地震?

自宅部分でも娘の部屋は結構しっかりとリフォームしてあったので

最初はよくわからない、そんな程度の揺れでした。

でも、なんだか変・・・・自室に戻ってみると、

障子がガタガタ揺れていました。

窓を開けて、外をのぞいて、不気味に感じ、

慌てて旅館の方に走っていきました。

‘やっぱり、地震だ!!!!’

 

長い長い間揺れていました。

栃尾又の揺れは、大きなものではなく

カタカタという小刻みな揺れでしたが、

小出寄りの地域は、船が横に大きく、ゆっくりと揺れる、

なんだか気持ちが悪くなるような揺れだったそうです。

‘栃尾又はさすがに岩盤が強いのぉ?’と

感心されましたよ。

 

栃尾又での揺れは、

その後1,2回の余震を感じただけでした。

今現在も全く感じません。

静かすぎるほど、静かな早春を迎えています。

 

ご心配いただいたお客さま、

私たちは元気ですので、どうぞご安心ください。

本当にありがとうございます。

 

地震発生以来、私とあるじはテレビの情報に釘づけです。

大丈夫と分かっていても、

余震がいつ来るかと、必要以上にどきどきしています。

 

実際的な被害はまったくなかったのですが、

私たちの脳裏には

5年前のあの日が鮮明に記憶されているという事を

あらためて実感しました。

 

 

上越新幹線もかなりの遅れは出ているようですが、

ようやく運行を開始し、ほっとしました。

これからお出かけの予定のお客さま、

ぜひ余裕をもって、明るいうち、日のあるうちのご到着を

切にお願いいたします。

 

 

被害にあわれたみなさんに

心よりお見舞い申し上げます。

何とも言えない痛ましいニュースの画面ですが、

これ以上被害が大きくならないように祈るばかりです。

 

何かできることはないかと考えましたが、

節電!

宝巌堂の帳場は今現在、最小限の明かりです。

 

がんばりましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2 Comments

  1. ふくろうです。

    宝巌堂さんが大丈夫で安心しました。
    でも娘さんが東京におられる。 
    家族が分散すると本当に心配はつきませんね。
    我が家も仙台の息子をはじめ、主人も娘も私もみな、バラバラ。
    すぐに安否がわかったのでよかったのですけど。
    女将さんが言われるように、今、私たちが出来ることは・・・
    節電をはじめ、何が出来るのか。
    本当に皆が元気でいてくれますように。

  2. 若女将

    ふくろうですさん
    こんばんは!
    ご心配いただいてありがとうございます。
    このたびの地震は、こちらより、皆さんの地域の方が
    被害が大きかったのではと、
    連日のテレビを見て、本当に心が痛いです。
    幸い、神奈川の娘は元気で、一人でがんばっています。
    わが子ながら、強い!と、安心しました。
    仙台の息子さん、ご主人、娘さん、
    みなさんの安否確認済みとのことで
    本当にほっとしました。
    宝巌堂の節電はがんばってまっす!
    せめてこれくらい誰かの力になりたいと、
    心から思います。
    がんばりましょうね!
    また元気にお目にかかりましょね!

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