1987年1月18日

今日は結婚記念日です!

娘は関東にいるし、ばあばは義姉?のところにいるし、

あるじと二人で迎える銀婚式を過ぎた結婚記念日です。

 

 

結婚式の当日、

林檎屋親戚一同は、宝巌堂のじぃじの従妹が営む宿、

(今はもう営業してませんが)山峡ホテルにみんなして泊まりました。

前日はいいお天気だったので、

まさかこんな雪が降るとは誰も思っていなかっただろうなぁ。

道中のバスの中で最初は大騒ぎしていた親戚一同も、

奥へ奥へと進むにつれ、

だんだん家が少なくなってくるので、

口数も少なくなっていったそうな。 

バスの運転をしてくれた山峡ホテルの父さんの思い出話。

 

朝起きると、前日の景色はどこへやら、

降り始めて雪はどんどん積もり、

まるで、今朝の雪景色のようだったことでしょう。

 

山峡ホテルのかあさん(じぃじの従妹)が

そのときの林檎屋父の様子を、

まるでつい昨日のことのように、

ことあるごとに話してくれます。

 

‘おとうさん、じーっと降り続く雪を見ててさぁ???’

って。

‘何だか声がかけられなかった’

 

 

実はお葬式の日に、

私の結婚が決まった時の父の様子を、

親戚が教えてくれました。

この話の輪には林檎屋母も加わっていたぞ。

 

‘おとうさんってばあの時、もう泣いて泣いて、

しかも声を出して、大泣きに泣いてさー、

もう参っちゃったわよー。’

と、母。(あまりにも母らしい感想)

 

‘そうそう、そうだったよねー’と叔母たち。

‘でもさぁ、当日はケロッとしてたよねー’

 

‘そりゃぁ、そうでしょ!

あれだけ泣けばね!!’!!

とは、またまた林檎屋母。

 

 

笑えるような、

泣けるような、

世の中の娘を持つ父親が読んだら、

決して他人事ではないようなお話。

 

 

そんなこんながあり、

今、幸せにあるじと過ごしている私。

 

きっと家族の歴史はこうしてつながっていくのでしょう。

 

 

娘へ、娘のそのまた子供へ。

 

 

結婚記念日は、

きっと私たちの回りのすべての人へ

思いをはせる日なのかもしれませんね。

 

 

あるじ、

これからもよろしく!

そして、

みんな、ありがとう。

 

 

今日も朝からあの日のように

大雪でーす!

しかもこの冬一番の降りっぷりです。

あるじは朝から、屋根に上っては下を片付け、

また上っては下を片付け。

もうそろそろ暗くなるよー。

 

こちらおろした雪。これから片付けます。

 

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