あらためて’田舎の我が家’へおかえりなさい。

先日はじめてお泊まり頂いた穏やかな物腰のご夫婦。

2泊されました。

 

普段は買出しに行く以外はほとんど台所にいる私は、

滞在中のお客さまとお会いする機会は

意外なことに、多くはありません。

だから、よほどのことがない限り

チェックアウトには必ず帳場にいます。

 

そしてこのチェックアウトの時間は

私にとってはお客さまの感想、要望、

苦情、などなどを伺える

絶好の機会なのです。

 

先日、このお客さまから、

宝巌堂にとっては、

‘そうそう、そう感じていただければ最高!’と思える、

まさに、これぞ宝巌堂の基本理念、

といえるような感想を頂戴して、

かなり感動してしまいました。

 

 

‘こんなにのんびり出来た旅はありませんでした。

普段から旅行をけっこうするのですが、

私たちは結構辛口で、

どんなに素晴らしくても、え?っ、ちょっと違うんじゃない??

と、おもてなしに対して思うことが多々ありましたが、

宝巌堂ではそんなことがまったくなかった。

私たち側がこんなこと言うのはちょっとおこがましいですが、

適度に放っておいて置かれる、

これがとてもいい感じでした。

放っておかれても、足りないというのではなく、

欲しいものはちゃんとあるからね。’

 

と、こんなふうな内容でした。

 

最高の褒め言葉???!

 

だって、

まさにこの放っておかれ具合が

宝巌堂の目指している宿だからです。

 

 

たとえば、よくあるお茶出し。

美味しいお茶を入れてくださるのはとてもありがたいのですが、

私たちってば、

部屋に入ったら、まずビーールなんだよー。

お茶は飲みたくないんだよー。

だし、

いちいち何か聞きに行くのは面倒くさいよー!

だし、

滞在中にしょっちゅう宿の人に会うのも

気を使うよー、、

などなど、まさに放っておいて!と言いたい派だからです。

 

だけど、

まったく交流がないってのも、なんだかちょっとね。。。

お部屋に欲しいものがちゃんとセットされてなくちゃね。。。

あんまり放っておかれすぎてもねぇ??。。。

とまぁ、案外うるさいのかもしれない、私たち。

これは職業柄かも。

 

結局目指すのは、改めて、’田舎の我が家’。

ちょっと不便もあるけれど、まぁ、たいていのものは揃ってる。

久々に会った田舎の親戚と、楽しいひとときを過ごす。

お構いなく、好きに過ごしてね。

何かあったら遠慮なくどうぞ。

 

 

これからもこのスタンスの、

究極を目指していこうと

あらためて目標を決めました。

 

 

 

さしあたっては

マグカップ・・・

はたまた蓋つきマグ?

はたまたポットを置くか。

悩む。。。

マグカップ、ちょいと素敵な柄物にしようかー。

ますます悩んでいます。

 

 

4 Comments

  1. たぬき

    今月の6,7の2日間、1人でお世話になったものです。
    マグカップ、いいですね。
    次にお邪魔するときには、Myカップを持っていこうと思っていました。
    のんびり、ぼんやり過ごすには、大ぶりのカップが有るとうれしいですから。
    白磁に藍で、宝厳堂さんのロゴを入れたりしたのもいいかな。
    チェックインの時に好きなカップを選べたりしてもたのしいでしょうね。

  2. 若女将

    こんばんは!
    自分が理想だと思っていても
    相手からするとそうでもなかったり。
    おもてなしって難しいですね。
    結局は相性でしょうかね?

  3. 若女将

    たぬきさん
    こんばんは!
    やっぱり’大きめ’のっていうところが
    肝心なんですね。
    マグカップを今物色中でーす。
    ブランド同じで、柄違いをと思っています。
    真っ白も捨てがたいけど、
    マグなら、よりおウチ感がでるので
    きっと柄が入っててもいいのかな。
    ウチのロゴ、実はまだはっきりと決まってないんですよ。
    これが一番悩みです?。

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