別れ

今年の白金忘年会は、

来年の3月で幕を閉じる’グランドプリンス赤坂’の

40階にある’トップオブアカサカ’!

 

今年集まった人数はなんと16人。

ほぼフルメンバーでした。

 

こんなに大勢だったのには、

訳があります。

 

 

 

10代で友達づきあいが始まり、

あえて言うならば、

やっと人生半世紀を迎えたばかりの私たちですが、

この大事な仲間の1人が、

ほんの1ヶ月前に、帰らぬ人となりました。

 

 

 

 

今年の白金新潟大会にももちろん参加。

宝巌堂のお料理、もてなし、設え、

そして、私とあるじを絶賛してくれた彼女でした。

‘ミシュランの5つ星より、すごいよっ!!’

なんて、ちょっと言いすぎだよ??!

それでも、そんな心が嬉しくて、

今年もまたみんなで楽しいお酒が飲めました。

 

今年は彼女が初優勝!

この忘年会の幹事となりました。

 

 

‘どんなところがいい?

和食でー、ワインも美味しくて、ちょっとお洒落でー、

なんといっても騒げなくちゃダメだよね!

浅草に近いほうがいいね!’

センスのいい彼女の選択がとても楽しみでした。

そのメールのやり取りが今もパソコンの中に残っています。

 

 

 

そして、11月初旬のこと。

夜、あづまの若旦那から来た電話は

彼女の突然の訃報でした。

 

 

飛行機事故でした。

たった一人の日本人の乗客でした。

 

 

こんなことってあるんでしょうか?

どうして、そんなところに行ったの?

絶対に人違いだよ!

間違いだよ!!

誰もがそう思いました。

そう信じたかったです。

 

 

 

 

彼女の訃報をきっかけに、

ちょっと遠くなっていた大学時代の仲間と、

再びメールしたり、電話したり、

そして、居場所が判明したり。

 

 

細くなっていた糸が、

つながりました。

 

思い出話をしながら、

泣いて、笑って、また泣いて。

たくさんの仲間とやり取りをしました。

 

 

献杯の挨拶は、

‘生きているオレらは、

まだ大変なこともたくさんあるけれど、

彼女の分まで、がんばって、

これからも生きていこう。’

 

みんなが、

大きくうなづきました。

 

 

 

今年の彼女の言葉が

耳に残ります。

あのご機嫌な笑顔とともに。

 

‘トモ!

宝巌堂、最高だよっ!’

 

 

 

 

 

 

 

こんな仲間達のことも、

絶対に忘れないでね。

みんな、これからも元気でがんばるよ。

そして、この日も楽しんだよ。 

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 ちゃんとあなたも一緒だったよ。

 

 

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

徒然記にはちょっと合わない内容になってしまいました。

でも、ブログを読んでくださっている皆さんは

たぶん、白金新潟大会の記事も

きっとご記憶にあるでしょう。

だから彼女のことも、きっとご存知のはず、だと思って。

たくさんの人に思い出していただけるのが

供養かな・・・と。

 

読んでいただいてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2 Comments

  1. 若女将

    こんばんは。
    ありがとうございます。
    ようやく静かに寝れるのかな。
    事故というのはやりきれませんね。

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