久々に将来の夢を語る

娘が家にいなくなってから早半年。

お互いにこの状況には慣れてきました。

夕飯はスタッフと一緒にだいたい3、4人のことが多く、

楽しくやってます。

 

夕飯片付けて、みんなが戻ると、

私とあるじもそれぞれに自分のことに没頭します。

あるじは台所で1人を満喫。

そして私はPC前に陣取り、1人を満喫。

この時間がだいたい1?2時間くらい。

朝から晩まで一緒なので、この時間はお互いのリセットのために

いい時間です。

 

人生半世紀過ぎた私たち。

いつまでも若い、若いと思っていましたが、

身体の方は正直で、

だんだん疲れがたまってくるようにもなりました。

身体が疲れると、当然精神も疲れます。

一番顕著に現れるのが、’将来’についての展望を描く時。

この夢がいったいぜんたい、実現できるんだろうか?

もう限界が見えてるんじゃないか?とか。

どうしても悲観的に物事を見てしまう。いや

それどころか、

将来を考えるのが怖くなる。。。。

そんな状況が確かにあったと思います。

 

 

 

 

そして、すごくすごく久々に、

あるじと夕飯時に長々と話をしました。

 

 

 

まだそりゃ若いんだけど、

これからどんどん年をとる私たち。

そんな私たちが、宝巌堂を次世代につなげていくには

いったい今私たちは何をすべきか。

 

 

あるじゅうの不安が実はありました。

けれど、あるじと話をしていくなかで、

このもやもやが晴れてきて、

今はすっきりしています。

 

 

改築して、6年目。

改築でいったんクローズ、宣伝らしいこともいっそしないで、

オープンを向かえ、営業がどたばたと開始。

その改築の年に中越地震、

翌年の洪水、2年続きの大雪、そして中越沖地震、

様々な天災にも遭い、その都度積み上げてきたものがいったんはこわれました。

この6年間はこの繰り返しでした。

もう、6年、でもきっとまだたったの6年。 

例えば板前の世界では

早ければ15、6才でその世界に入り、

24、5才にもなれば、

もうほぼいっちょまえの板前に成長するでしょう。

10年もかかります。実際にはもっとでしょう。

 

‘そう考えれば、俺達はまだたったの5才なんだよ。

あせることはない。’

 

そう、たったの6才。

けれどこの6才になるまでの6年間を考えれば、

ようやく今また再スタートのラインにたったのです。

 

 

これから10年かけて、

私たちは様々なことを見て、聞いて、

経験して、体験して、

そして自身を磨いて、

そのときに初めて、きっと自信を持って、

次世代に繋げるものができるんではないかと・・・

そんな確信が沸いてきました。

 

まだまだ夢の途中なのです。

 

‘毎日が常連さん’の宿を目指してがんばります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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