新潟県の隠れた名産品

先日、日経MJにグルメサイトの’ぐるなび’が

地域の’隠れた名産品’に光をあて、

全国の知られざる食の魅力を発掘しようという取り組みを始めた、

という記事が載っていました。

 

その第一弾が新潟県!

【食材編】

1位:くろさき茶豆

2位:ル・レクチェ

3位:南蛮海老

4位:村上牛

5位:八色すいか

 

以上がアンケートの結果。

新潟県人は多く取り上げて、反対に東京都民の回答が少なかったというこれらの品々は

まさに

隠れた名産品。

もちろん新潟県民になって早20年の私にはおなじみの食材ばかり。

宝巌堂でも枝豆、ル、レクチェ、そして八色スイカは、

当然のこと、ご提供しています。

 

枝豆はもうおなじみの叔父さんの枝豆が、

くろさき茶豆より、断然美味しい!

(ちなみにくろさきとは、黒崎という地名です)

なんせその日の分しか収穫しませんからね。

じつは新潟県の枝豆が県外へ出荷されることはかなり珍しいことだそうです。

それだけ、新潟県民は枝豆の消費量が多いんですって!

自分ところでぜーんぶ食べちゃうのですから、

とてもとても人様にお分けできる余裕がないわけです。

すごいですねぇ。

 

ル、レクチェは山形県のラ、フランスと並ぶ、

洋梨の種類です。

これもすごく美味しい!食べごろがポイントです。

 

八色スイカはお隣南魚沼の八色原(やいろっぱら、と読んでます)で収穫される、

超甘ーーいスイカ。本当に糖度が多くて、みずみずしい、美味しいスイカです。

これも東京には出ていません。

元林檎屋娘の私も、もちろん両親も知りませんでした。

甘いスイカは多々あれど、八色スイカは最後の最後、皮の近くまできても

甘いんですよ。

夏の終わりに八色原を通ると、畑にスイカがゴロゴロ転がっている光景もまた

面白いです。

 

こうして書いてみると、

魚沼は食の宝庫です。

 

そのほかに、特徴的な隠れた名産品として上げられたのは

’えご’です。

これは宝巌堂でもよく作り、前菜としてもご提供していますが、

佐渡の名産です。お盆の時は特にご馳走としてよく食卓に載りますが、

一年中この原料のエゴ草は販売されています。

独特の風味があり、美味しいんです。

 

そのうえに誰もがみな知っている、

魚沼コシヒカリ、日本酒も、ありますからね。

 

ただ、

新潟県人って、宣伝が下手なの・・・・・。

自己アピールが苦手だし、雪国だからかな、みんな忍耐強いし。

どちらかといえば、我も我も、って声を上げる県民性ではないですね。

でもまぁ、そこがいいんだけど。

 

いいものがたくさんあるのだから、

個々の商人レベルで、地道に売り込むしかないのかな。

宝巌堂も同じだったりしてね・・・・。

 

 

隠れた名産品とともに

光にあたらなくちゃ!

 

 

 

 

 

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栃尾又ラジウム温泉 宝巌堂(ほうがんどう) 8室の小さな温泉宿です

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