弐の捌番のプチリフォーム

弐の捌番(2?8)はとても細長い、9畳のお部屋です。

向かいの弐の陸番(2ー6)とこの弐の捌番、

この2部屋をあわせて、

改築前はふすまで仕切られた30畳ほどのひとつの広間だったんです。

 

 

弐の捌番は宝巌堂の中で一番静かなお部屋。

2階ですが、奥まっているので、人が通りません。足音がしません。

そして、なんといっても夏はすごく涼しい!クーラーも要らないというお客さまが多いです。

ただ一番の難点は、やっぱり暗い、ということ。

部屋に入って正面の窓から見る景色は、

裏山への道が続くし、緑もきれいなので今の季節も最高なのですが、

ここからの雪景色もまた素晴らしいんですよ。

でも、

こんな景色がいいのに、ただ暗いというだけで、なんだか印象が悪い、損してる部屋です。

しかも昔の大工さんの遊びがあちこちにかくれている。

床柱も天井の網代部分も実は必見なのです。

なのに、わりと日の目を浴びてなくて、

もったいないよー!

 

そこでふと思い立ったのが、

 

’障子で半分隠してしまうんだから、暗いんだよね。

いっそ、障子をとっぱらってしまおう!’

 

ということ。

 

お食事処のような、ペアタイプのブラインドはどうか?とあるじに伺ったら、

私の提案にしてはめずらしくオッケーを頂き、

話はとんとんと進み、昨日めでたくブラインドの取り付けが完了しました!

 

DSCN0484.JPG 

’いいですねー♪’と

榎本も絶賛♪

 

思った以上の出来栄えに大満足です。

和紙と不織布のペアタイプなので、

和紙だけのときはかすかな光が入り、

すべてブラインドを下ろすと、カーテンと同じなので光はさえぎり、

すっきりとした印象です。

ぐっとレベルアップしました。

 

 

DSCN0482.JPG

 

それにしても

改築5年。

自分の趣味なんてそうそう変わらないかと思っていたら、

あちこちに、ああしたい、こうもしたい、という事柄が最近出てきて、

宿ってどんどん変化するんだなぁと改めて思いました。

常連さんにもはじめてのお客様にも、

一歩宝巌堂に足を踏み入れたならいつも、

どこか変わった?と、ウキウキしてもらえたらいいなー。

 

 

ブラインドの部屋がもう少し増える予感。

きっとみんな、そう思ってるに違いない。

それくらい変身しました!

 

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栃尾又ラジウム温泉 宝巌堂(ほうがんどう) 8室の小さな温泉宿です

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めでたいリフォーム♪

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