キャリーバッグ再考

去年の今頃もこの話題だった。

ちょうど娘が修学旅行に行く時で、

持って行くバッグが、なんとキャリーバッグというのが最近の高校生事情だと知って

たまげたのでした。

 

最近、

このゴロゴロバッグでお越しになるお客様がとても増えました。

道路を運ぶには、転がしていけばいいので

確かに軽いし、便利です。

が、いったん宿屋に入ると、持ち運びにはちょっと重たそうに感じました。

肩からかけることができないし、形もがっちりしているので、

ひょいと持ち上げるっていうかんじでもない。

そしてバッグ自体も結構重いんですね。

 

 

 

ご存知のように、宝巌堂はスリッパのない宿。

廊下もお部屋もスリッパはなく、素足です。

キャリーバッグについているのは車輪。

このずーっと地面をひいてきたものを、素足で歩く同じ場所に

そのままあげるのはちょっと違和感がありますね。

なので、失礼かとは思うのですが、

キャリーバッグを玄関にあげる前に、車輪を拭かせていただいています。

 

また、

廊下が大変柔らかい桐材のため、

じつは拭いた車輪でもそのままゴロゴロと転がすと、

廊下は傷だらけになってしまうし、

木造のため、全館中に転がす音が鳴り響きます。

なので、やはり、持ち運びもご不便をかけてしまっています。

 

 

ホテルだったら、まったく違和感もないのだけれど、

やっぱり基本的に畳文化の’旅館’には

案外不便がたくさんあるのでは?と

この夏、感じました。

 

ちなみに、めったに旅行に出るチャンスのない私の

トラベルバッグはこちら。

超軽量(500gくらい!)のうえに、小さい。

普段から荷物の多い私はなぜかトラベルバッグは小さいんです。

旅行に行くみたいじゃないですね。

 

 DSCN0648.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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栃尾又ラジウム温泉 宝巌堂(ほうがんどう) 8室の小さな温泉宿です

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2 Comments

  1. 若女将

    そうなんですよ、
    これは本当に大きな課題。
    お部屋にキャリーバッグ置き場を作ろうかとか、
    玄関にお知らせ板を作ろうかとか、
    でも、どれもこれも、けっこう難しそう。。。。
    名案があったらぜひ!

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