20年間の’共感’に、ありがとう!

こんばんは、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

平常心の、20年目の朝。

いいお天気です。

 

昨日、調べものがあって、

平成16年4月27日、営業開始からの予約台帳をめくっていたら・・・・

 

なんていうことでしょう!

お客さまがこんなにもいなかったなんて・・・・

白さが際立つ予約台帳だった。 この空白感すごい。

榎本も一緒にこれを見ていて、

2人して愕然とした。

 

20年、よく耐えたよね、この状態に。

というか、

お客さまもよく、耐えてくださったと思います、いろいろなことに。

 

宝巌堂のおなじみさんは

ちょっと失礼ながらあえて分けるなら、

2分類あって、

 

1つは、

改築当初から干支一周分、通ってくださっているお客さま、

もう一つは、

平成中盤から令和にかけて、一年に何度も通ってくださるようになったお客さま、

 

どちらのおなじみさんも、

いい時も、大変なことがあったときも、

変わらずに私たちをずっと支えてくださいました。

 

’いつか、おなじみさんで満室にしたい’

 

’お客さまが、次回の予約をしてくださるような宿になりたい’

 

改築当初からずっとそう思ってきました。

それを覚えてくれてた宮澤女史に感動です!)

こんな夢が、

皆さんのおかげで、少しずつ夢ではなくなってきました。

 

不便なこと、できないこと、やれないことが、

実は、

宝巌堂にはたくさんあります。

 

例えば、

 

歯ブラシも足袋ソックスもご用意がないこと、

キャリーバッグはご利用いただけないこと、

お膳は食べ終わったら廊下に出してくださいね、

氷ポットの替えは帳場まで持ってきてください、

朝ごはんは8時、夕ごはんは18時で固定です、

17時までにはチェックインしてね!

靴はご自身で下駄箱へお願いします、

ワーケーションには向いていないかも、ネット環境悪いようです、

お酒のお持ち込みはできません、

チェックアウト後は温泉には入れません、チェックイン前も入れません、

そして・・・・

送迎はやっていません、

 

 

ひゃ~~!

ちょっと思いつくだけで、こんなにあった。

 

でも

今に始まったことではなくて、

20年前から、

基本こういう感じはあまり変わっていない。

もしかしたら、じいじとばあばの時代から、

変わっていないのかもしれません。

 

きっとこれが宝巌堂なんだね。

 

そして、

靴なんて自分でしまうよ、

乗り合いで来るから大丈夫よ、

歯ブラシねー、持っていくわよー、

って、

 

こんなふうに共感してくださったお客さまが

私たちの20年を支えてくださいました。

 

本当にありがとうございます。

 

 

今日は予期せぬ嬉しいことがあったのー!

榎本と遠藤が、

’20周年おめでとうございます!’って!!

感激した、本当に。

あと、あるじが疲れたとき用のチョコレート。

よく見てるなぁ。

 

でも、

この花は、二人へ、でもあります。

いつも本当に本当にありがとう。

 

そして、卒業したスタッフみんなからも

可愛い花瓶をいただきました。

花がなくても飾っておくだけで可愛いから、って!

これもまた私のことよく見てるなぁ!苦笑!

 

頂き物は個人情報でもあるので、ブログには書かないのですが、

これはいいよね。

 

一緒に飾ってみた。

 

次の第一歩がまた始まります。

私たちと一緒に、これからも新たなページを作ってください。

これからもよろしくお願いします。

 

ありがとうございます。