お願い:車輪のついたキャリーバッグの館内へのお持ち込みはできません。

こんばんは、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

今日はひさびさに

かなりの雨が降りました!

でも、ほんのいっとき。。。。

 

稲妻がぴかっと縦に亀裂を作ったのに青空だったりと、

かなりにぎやかな空模様でした。

あっちでは黒い雲、こっちでは後光を刺したかのような入道雲、

はたまた、進む方面は真っ黒で雨柱が見えるような。。。

天気の急変を身近に感じたのでした。

久々のお湿りの後の気温は

なんと23度!

今現在22度にまでなっています。

 

さて、

いまどき、

こんなお願いをするのは、世界中でも

きっと宝巌堂だけですね。

 

最初にこのお願いをブログに書いたのは

検索してみたら、

なんと15年前!

2008年のことでした。

 

その15年の間に、幾度となくキャリーバッグについての

宝巌堂の想いをブログに書いていました。

 

テレビ局から、

キャリーバッグでケガや事故の原因になることについて

取材したい、なんていうこともありました。

キャリーを曳いて、それにつまづいて、ケガした、

ということが多かったときです。

けっこう社会現象になっていましたよね。

 

15年も経てば、

世の中は変わるし、

環境も変わるし、

常識だって変わります。

当時、海外旅行にのみ使うものだと思っていたゴロゴロのついたバッグは

今や国内旅行の大事な相棒となっている方も

きっと多いことでしょう。

 

でも、

私たちの想いは

15年前から変わっていません。

 

反対に、4年間のコロナ禍を経て、

’キャリーバッグの館内へのお持ち込みはご遠慮ください’

から、

’キャリーバッグの館内へのお持ち込みはできません’、

というちょっと熱のこもった表現へと

変化しました。

 

理由は、

 

スリッパはなく、

素足で歩くこの館内に、

道路を転がされたことのある車輪が、

畳の部屋にある、

という違和感なんです。

 

館内では転がさないので、よいですか?

と言うお問合せもいただくのですが、

本当にごめんなさい、

キャリーバッグ自体の館内へのお持ち込みが

できません。

 

ちょっと神経質すぎない?

と思われるかもしれませんよね。

 

でも、最初のころ、

失礼ながら、車輪を拭かせていただいてたのですが

例外なく、車輪は真っ黒でした。。。。

 

100均で見つけた椅子のカバーで

車輪にカバーをしたこともありました。

(これ、とっても優れものでね、

車輪が外に出ているタイプのキャリーにはぴったりなんですよ)

 

 

お客さまにお願いすることの多い宿だ、と

つくづく思います。

ご愛用のみなさまには、

本当にご面倒をかけてごめんなさい。

 

キャリーを使わないお客さまの中には、

もしかしたら私と同じように感じている方もいらっしゃるかもしれない。

 

だからこそ、

どなたにも気持ちよくご宿泊いただけるように、

ご理解とご協力を頂ければ、

とても嬉しいです。

 

 

いつも本当にありがとうございます。