56年前の’お一人さま’

おはようございます、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

早朝の千葉の地震!!!

テレビを付けてびっくり!

ちょうどお泊りのお客さまに

彼の地からの方がおいででした。

朝から電話がたくさん来た!そうです。

でも、何事もなく、と言うことでほっと一安心。

能登の方も、千葉の方も、

まだまだ余震があるようですから、

どうかどうか気を付けてくださいね。

 

 

先日、

あるじが見せてくれたのは、

朝日新聞のBeに載っていたこの記事です。

’サザエさんをさがして’という特集コーナーで、

サザエさんの4コマ漫画が毎回取り上げられています。

 

このたびのは、ちょっとびっくりしたよ!

見てください、これ!↓↓↓

 

 

1968年9月25日朝日新聞朝刊に掲載ですよ。

ひゃー!まじか!

1968年って、今から56年も前です。

 

コロナ禍に、いや、コロナ以前にも

’お一人さま焼き肉’や’お一人さまラーメン’がブームになって、

この衝立が登場しましたよね。

 

それがなんと、

56年も前にもう、登場してたんですよ!

 

現代社会を予言していたかのような、

長谷川町子さんの先見の明には感嘆しかないですね。

いや、

そして56年も前から、

’お一人さま’と言う文化は始まったのか、と、

ちょっと感動する。

 

でも、

現代の’お一人さま’は、

漫画の中のセリフのように、

けっして’こどくを愛する’のではなくて、

′ひとりで気兼ねなく過ごす’と言う文化です。

 

栃尾又での湯治は、

まさに、サザエさんのこの時代以前から、

お一人さまが普通でした。

 

湯治は基本一人でするもの。

でも、

それはけっしてこどくを愛するからではなくて、

ひとりで気兼ねなく、

自分のペースで温泉に入るのが目的だから。

 

’心もからだもととのえる’ために大事なことは、

’ひとりで’

ということも含まれているんですね。

 

やっぱりここは、

いろいろと

ととのえる場所なんだなぁ、と

しみじみ感じたのでした。

 

もちろん、二人でもね!