大根と油揚げの胡麻なます

こんばんは、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

雪降ってますよ。

昨日と今日と予報通り。

明日からまたお天気は回復の予報ですが、

こうして少しずつ春になる。

まだ2月だからちょっと早めに季節が進んでいます。

 

さて、

久々に胡麻なますが、

上手にできましたよ。

自分で作っているときから

なんとなく、わかる。

’今日の胡麻なますは美味いぞー!’’って。

 

そういう時は、

たいてい胡麻がたっぷり入っていて、色つやもよく、

出来上がった和え衣の水分やら、量やらもいい感じなのです。

まぁ、’適当’なのですけどね。

 

どうやって作るんですか?

と、お帰りの時お客さまと胡麻なます談義。

 

大根を千切りにして塩もみして、水で洗って

きつく絞っておいて、

そこを、作っておいた胡麻酢にいれて、

甘辛く煮ておいた油揚げも一緒に入れて、

混ぜるだけですよー、

と、

ざっとご説明した。

 

えー、それでできちゃうんですねー、

とお客さま、びっくり。

こんな簡単ですが、

簡単じゃない味がしますよね。

 

昨日ご予約をくださったお客さまが、

先日の春菊のクルミ和えのブログを読んで作ってみたんだそうです。

昨日お泊りのお馴染みさんは、

クルミを買って絶対にやってみる、って。

こういう美味しいものが繋がっていくこと、

嬉しいなぁとしみじみ思います。

 

ここ数日そんなことが続いたので、

ここは作り方を書いておきましょう。

 

さぁ、

まずは大根の用意をしましょう。

千切りにして塩もみして水で洗って

ぎゅっと絞っておく。

油揚げは細く切って鍋に入れて、

水、そして砂糖と醤油を入れて

15~20分くらい弱火で煮ます。

 

立場とうふさんの油揚げはなんておいしそうなんだろう!

 

 

その間に胡麻酢を作りましょう。

胡麻をたっぷり入れるのが好きなのよねぇ。

よく擦ったら、砂糖を少々、

油揚げを煮た汁を入れてさらに擦る。

 

そこに作り置いた甘酢を入れて、

味見して整える。

これで出来上がりです。

お好みの甘さ、酸っぱさ、しょっぱさを見つけてね。

甘さは控えると美味しくない、これはばあばの教え。

 

大根と油揚げじゃ、色が地味すぎるけど、

 

今の時期、ここでキュウリを入れてもしょうがないものね。

 

さて、今日の塩梅はどうかしら?