大工さんが入っています。
それぞれの部屋を点検して、
15年の間にあちこちに出た不具合をチェックしました。
壁紙のよれた部分、
珪藻土と板にできた壁の隙間、
![](https://www.ho-gan-do.com/wp-content/uploads/2019/04/DSC_0771-512x1024.jpg)
![](https://www.ho-gan-do.com/wp-content/uploads/2019/04/DSC_0777-512x1024.jpg)
建具の襖のシミや汚れ、
ずっと気にはなっていたのですが、
なかなか手が付かなった部分です。
特に、
これなんのシミ?
とビックリするくらいひどいところもありました。
今日建具屋さんになぜこんなシミができるのか
聞いてみました。
![](https://www.ho-gan-do.com/wp-content/uploads/2019/04/DSC_0691-512x1024.jpg)
返ってきた答えは、
’こんなに大きなシミが一度にできることはない。
和紙を貼ってあるので
和紙は徐々にしみ込んでいく。
周りの湿気もあり、広がっていって、
それがとまったところで、広がりも終わる’
と、こんな感じ。
だから、
濡れた手を拭かないで、ちゃっちゃっと飛んだ水分や、
掃除のときのハネなどなど、
そこにかかる水分の可能性は
どこにでもあった、というわけです。
そんな建具も綺麗に貼りなおすことになりました。
今ここでメンテナンスして置けば、
またこの先の10年、20年も綺麗な状態で
お客さまをお迎えできる。
どうしようもなくて手の付けられないようになってしまう、
その前に。
メンテナンス、メンテナンス。
それにしても細かい作業です。
いったん終わると再度チェック。
たくさんの目がある、ということで、
やり残しもなく、きれいに仕上がるのだそう。
あぁ、
ホントに大工さんも建具屋さんも内装屋さんも、
みなさん、ホントに
ありがとう。
細かいところを綺麗にしたら、
なんだかそれだけで新しい気分になりましたよ。