今が見るとき!’雪流れ’

魚沼市は2004年に

6ケ町村が合併して今現在の形になりました。

 

栃尾又温泉は旧湯之谷村にありました。

湯之谷村はひと言でいえば’山の村’

奥只見湖もあり、尾瀬への玄関口でもあり、

栃尾又に向かって走っていると、

なぜかナビには’樹海’ラインとか出ちゃう!

それだけ魚沼市でも自然豊かな村です。

 

そしてもう一つの’山の村’の雄は、

旧入広瀬村。

湯之谷村が国道352が、

入広瀬村は国道252がメイン道路。

どちらも福島に向かう道路ですが、

どちらも冬季通行止め期間がある。

それだけ奥深い2つの村です。

 

栃尾又から見ても、入広瀬は山奥!という印象だったのです。

入広瀬のみなさん、すみません。

栃尾又に言われたくないわ!ですよね。

それこそ用事がなければ行ける距離でもないのですが、

つい数日前、

フェイスブックで友達があげていた画像にびっくり!

私を入広瀬になんとしても向かわせる大きな理由になります。

 

ちょっと行ってくるわ!とあるじに言って出かけたのが

午前10時半。

ナビによると栃尾又から42キロ。

1時間くらいの距離です。

道路状況も完ぺき。スタッドレスはまだ履いている。

入広瀬の道の駅、

そしてそのちょっと先の

入広瀬の中心地までは行ったことがあったので

想像は着いていました。

でもその先は、ほぼ未知の世界。

建設会社がぽつぽつとあり、

作業をしている人もいたのでちょっとほっとします。

目指すは大白川へ。

 

雪深いとは聞いていたけれど、

これならば栃尾又と同じくらいだなぁと思ってた。

でも、

目的地の浅草大橋に近づくにつれ、

ふと見上げると、

道路脇の積雪は車の2倍に届くかというくらいでした。

 

途中いくつかあるスノーシェッドのなんと長いこと!

圧巻です。

 

そして浅草大橋へ到着。

水墨画の世界に出現する赤くて大きな橋。

そして

私がどうしてみたかったのは、

雪流れ。

初めて聞く言葉でした。

友人によるとこの言葉が正しい言葉なのかどうかわからない、とのことですが、

まさに雪が流れてくる雪流れ。

流雪、というニュアンスとはちょっと違います。

 

ここは大白川の破間川ダム湖。

冬の間減っていたこのダム湖の水が雪解けで急激に増え、

解けなかった硬い雪の塊が浮かび上がる現象が’雪流れ’。

その姿は、

まるで川の流氷です。

 

これはもう絶対に見てみないと、

そのすごさは伝わりませんね。

周りの景色、醸し出す気配、

すべてが整って、この雪流れがあります。

 

いつ行っても見れます。

今年は4月11日くらいから出現しだしたそうなので、

あともう少し。

本当の春が来るともう雪も解けていきます。

 

位置関係はこんな↓↓感じ。

私の指が栃尾又。

赤鉛筆の先が浅草大橋です。

小出まで出て、そこから国道252を進みます。

 

教えてくれたお友達にホントに感謝です。

英里さん、ありがとうー!

 

 

 

 

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