魚沼の食 きりざい

きりざい。

きり=切る

ざい=菜

つまり、切った菜っ葉のこと。

 

こちらでは、

納豆と野沢菜を切ったものを混ぜたのを

’きりざい’と呼びます。

小中学校の給食にも出されるんですよ。

子供たちもみな、きりざいは大好きでした。

 

ばあばも昔よく作っていました。

作る、っていうほどの料理じゃないんだけど、

ばあばが作ると美味しい。

これもあるじ曰くの’ばさのエキス’が大事なんでしょう!

 

作り方はいたって簡単。

材料は、納豆と

できれば、ちょっと酸っぱくなった野沢菜。

ここが大きなポイントです。

まだ青々とした野沢菜で作るとなんだか何もかもが今一のできあがり。

美味しいんですけど何かが足りない。

味付けは

醤油のみ!納豆にもしたれが付いていても入れないでください。

ここはシンプルが美味しいんです。

そして、

できれば野沢菜は自分でたたいて、ひきわりにする。

案外ここが面倒なんです。べたべたになるからね。

ばあばも最初はたたいてましたが、

だんだん面倒になって、そのうち普通の納豆にしてました。

ひきわり納豆も売っていますが、ここは自分でたたいた方がいい。

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分量は、というと、

納豆と野沢菜は同量!これが基本です。

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よく混ぜて、醤油を回しかけてさらに混ぜて、

でも、あまり混ぜない方がいいという意見もあり。

そこは好き好きです。

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野沢菜がちゃんと同量入った方が断然美味しい!

これぞ、

’きりざい’たるや!ですよ。

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野沢菜が美味しい季節になりました。

多めに買ってちょっと賞味期限を過ぎて酸っぱくなったら

ぜひやってみてくださいねー!

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