週刊現代の取材

先日週刊現代という週刊誌の取材がありました↓

http://kodansha.cplaza.ne.jp/wgendai/

テーマは’現代湯治’

全国から9軒の宿を選んで、今の時代の湯治の傾向や宿での過ごし方、

肝心な温泉の効能などなど、

観光とは違った湯治が目的の旅について、様々な角度から

現代湯治を考えるといった内容です。

 

宝巌堂もばあばがまだ嫁時代には自炊の湯治のお客さまばかりでした。

米、味噌、醤油、自分で作った野菜、さらには塩引き鮭などのおかずまで、

さまざまなものをしょって栃尾又に湯治にやってきます。

宿はその材料を預かって、それぞれのお米、味噌、野菜で

ご飯を炊き、お味噌汁やおかずを作り、お部屋まで運んでいたそうです。

一見、楽そうに見える自炊の宿ですが、

ガスもなかった時代に、しかもお客様それぞれの材料で

いちいち(といっては失礼ですが、あえてこういう表現をさせてもらいます)、

別々のご馳走を作るというのは容易ではなかったはずです。

一緒に炊いてもいいのですが、やっぱりお米もそれぞれ質が違いますからね、

なかなか気をつかったようです。

 

時代とともに、消防の面や施設の面でも、自炊をすることが困難になり、

そしてなによりお客様のニーズも、’3食、宿で賄ってもらいたい’というふうに変わっていきました。

 

 

宝巌堂も少しずつ変化をしてきました。

湯治のお客さまを中心に、宴会もあり、個人のお客様もあり、

はたまたグループ客もあり、もうなんでもオッケーですよーの時代もありました。

その頃のお客さまには、

賑やかで嫌だったなーとか、

あまりうるさくできないから、気ぃ使ったなーとか、

いろいろと不自由な思いを感じさせてしまったかもしれません。

 

 

 

そして現在の宝巌堂はどんな感じですか?

みなさんにとって居心地のいい空間でしょうか? 

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栃尾又温泉は今も昔も湯治場です。

三軒の宿が貴重な天然ラジウム泉を守り続けています。

長期滞在と一夜湯

余計なものをできるだけそぎ落としました。

宝巌堂では癒やされる空間こそ、湯治宿としてのおもてなしと考えております。

自然、寝具、家具そして野菜たっぷりの手作り田舎料理・・・

人にやさしい桐と時代家具に包まれる8室の宿には

本当の意味でお客様の温泉生活にお役立て頂けるものが残りました。

ゆっくり、じっくり「心の湯治」をお楽しみください。

                                    宝巌堂のHPより

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これが私たちの考える’現代湯治’

 

 

週刊現代は5月下旬の発売予定です。

どきどき。

 

 

 

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