銀山ブキ、キターーーー!!!

こんばんは、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

’おらちのとうちゃんが、

そこんちの玄関先に、

フキ、置いてったみたいだから、

見て見てー’

 

と、朝一にHくんから電話があり、

慌てて見に行ったら、その通り、

銀山ブキが転がっておりました~~!

貴重な銀山ブキ、嬉しすぎるよー!

ありがとー!

ありがたい、確かに、待ち望んでいた、フキ。

これがやって来た、となると、

さぁ、大変だ、フキを剥く作業が待っている。

いや、まずは、

鍋に入るくらいの長さに切って、

それを茹でるのだ。

これが一仕事です。

 

すごい灰汁です。

 

4キロのフキは一度ではとても無理なので、

数回に分けて茹でる。

水に取って、灰汁を抜く。

ようやく準備完了です。

 

そしてここから、フキの皮を剥くわよー!

間髪入れずに、皮むきを開始するのがミソよ。

いったん休むと、エンジンがかかるのに時間がかかる。

このたびは、

無心で始めました。

 

いつもはあるじが手を貸してくれますが、

この度はあるじは下水掃除、という大仕事があった。

一人でやってやるー!と気合が入っていた私なのです。

 

たくさん剥いたけれど、

案外、黒くなってない。

水をつけながらやると、いいのよ。

ばあばから教わったことの一つ。

 

さて、調味料を入れます。

砂糖と酒と醤油とみりん、そして鷹の爪。

水は入れません。

 

ひたすら煮るよ。

焦がさないようにね。

 

約1時間半、くらいかな。

今晩は、ここまで。

 

翌日、

天気になったー!

フキ干し作業、開始です。

 

 

今はこの色だけれど、天日干しすると、

黒光りしてきます。

この度は、天気に恵まれて、

なんと2日間で、完成です!

史上最速だ。

たぶん完成だと思う。

黒光りしているのすごいでしょう。

これ以上干すと、干からびて来ちゃいます。

 

実は去年作ったキャラブキは、残りが数本でした。

無事にバトンタッチ出来てホッとした。

 

あともう一回、キャラブキごったくができそうです。

 

これも伝えていきたい一品です。