お味噌汁とポイントカードと。

こんばんは、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

朝は、

具たくさんのお味噌汁を作る。

 

絶対に入れる具は決まってる。

玉ねぎ、立場とうふ店さんのあぶらげ、えのき、しめじ。

そして今日は白菜です。昨日は大根でした。

冬は野菜が甘くて嬉しい。

 

あまりに具を入れすぎて、我ながら笑った今日の朝。

そして、パチリ。

これ、どう見たって、白菜の煮物だわ。

いつものことながら、食べながら思う。

どの宿に泊まりに行っても、ウチの味噌汁ほど具が多いみそ汁は見たことないー!

そして、ここだけの話、熱いみそ汁には出会ったことがありません。

 

何はなくとも玉ねぎと、いい油を使って揚げてあるあぶらげは

必ず入れてね。

 

 

先日、長年のお馴染みさんが、

宝巌堂のポイントカードを持っていらっしゃいました。

’出てきたんだけど、

これってまだ使えるの?’

 

もちろん、使えますよ。

なんと日付を見たら2010年でした!

15年前のカード、ということです。

ずっと持っていてくださって嬉しかったなぁ。

 

今現在のカードは、

いわゆるコンセプトの変更に伴って、作り直したものです。

 

’おかえりなさい、田舎の我が家へ’

から、

 

’くう・ねる・はいるで

心と体をととのえる’

へ。

 

これが今現在使用中のものです。↓↓↓

宿泊料金が変わったので、ポイントも上がりました。

貯めていただいているお客さまには、

さらにサクサク、と貯まる!ようになりました。

 

くう(食う)

ねる(寝る)

はいる(温泉に入る’)の

すべてにおいて、

’居心地のよさ’をずっと追い求めています。

 

でも、

居心地、って、人それぞれ全く違う感覚だし、

なんといっても、

宿屋のコンセプトとして大々的に声高にするには、

あまりに漠然とし過ぎていて、

果たして響いてるのか?と。

 

でも、最近、ちょっと変わってきました。

 

お客さまがお帰りになるとき、

 

’あぁ、居心地がよかったぁ’って

言ってくださることがとても増えたのです。

 

最初はびっくりしました。

ずっと欲しかったその一言。

 

私たちにとって何よりのお褒めの言葉です。

あぁ、伝わってる、って、

しみじみ嬉しい瞬間です。

 

居心地のよさは、

きっとこの朝のおみそ汁みたいなのかも。

目新しい味ではないけれど、

なんだかほっとする。

 

今年もあと2週間余り。

来たる年も

もっともっとそんな空間を探して進みます。

 

と、

いつものように年賀状の宛名書きをしていて、

新年に思いを馳せました。

 

今年は1600枚。

がんばるよー!