杉の見納め、迫る!

こんばんは、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

いよいよ、

12月7日、8日の2日間かけて、

杉の大木の伐採作業が行われます。

 

坂を上ってきて見上げると

一番最初に目に入ってくる建物は、倉庫でした。

かなり老朽化していたということ、

建物があると、屋根の雪掘りをしなくてはならないこと、

そして、義姉②の家を取り壊すことになったこと。

すべてが重なり、この倉庫も一緒に取り壊すことになりました。

 

倉庫がなくなって、あらわになったのは、

まっすぐに伸びた、杉の大木でした。

これは切ったほうがいい、との専門家の見解は一致でした。

 

あれから5か月。いよいよその時が迫ってきました。

 

ただ木を切るだけ、なのですが、

なんせ、この大木です。

それに伴う様々な問題があります。

 

まずは、電気が止まる。

というのも、杉を倒す場所には電線が通っています。

電線が切れたら一大事!

これをまず、外す。

外すと電気が止まるので、この2日間は栃尾又温泉はお休みです。

自在館さん、神風館さんにもご協力いただきました。

 

電線だけではなく、電話線にも支障がでるので、

今日は仮設の電話線を繋ぎました。

当日は電源車も来たり、交通整理も入ったり、なんだかすごいことになりそうな予感です。

 

数日前から着々とその準備は始まっていました。

ホンの2週間前はまだ秋の様相でしたね。

 

あれ、甥っ子来てるわー。

 

 

なにやら、木にワイヤーを回そうとしてるの?

こうして見ると、

どんなにこの杉が太いのかよくわかりますね。

 

ようやく巻かれました!

 

 

バス停の前の桜の木には、布団で養生がされた。

 

もう一本、少し離れた斜面にも養生された木があります。

こんなところにも倒れる可能性があるのか?

 

そして、休館日を終えて戻ってきたら、

さらにすごい準備が整っていた!

 

足場のようなものも組まれています。

 

’木を切る名人’がいよいよ登場です。

 

一部始終をしっかり目に焼き付けておかなければ。

 

ところで、

明日は土曜日なのですが・・・・

あら?なんだかとっても静かです。

どうしたんだろう?

伐採作業前の、嵐の前の静けさなのか?

 

明日は雪も降らない予報。

 

いつもありがとうございます。