こんばんは、
新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’
野菜大好き若女将、星智子です。
明日から7月!!!
いよいよ夏がやってきますが、
梅雨明け宣言はまだ・・・・
それにしても月日の経つのが異常に早いと感じます。
私だけかと思っていたら、
スタッフみんなに聞いても、’早すぎる!!’との答えが返ってきました。
一年が過ぎるのが、
遅いと感じるか、
早いと感じるか、
その年が楽しかったならば、早いし、
辛いことが多かったなら、長い一年だったと感じる、
そう教わってから、
あっという間に月日が流れるのは、
幸せなことだと、思うようにしています。
今年前半、きっと私もスタッフも充実していたのだ!
ありがたいことです。
さて、
明日から夏、7月ですが、
ここ最近、とお褒めの言葉を頂くのが、
’ふきのとうなます’
春の名残りの一品です。
山菜の中で、私が唯一冷凍する山菜が、フキノトウです。
冷凍しても色も変わらず、
何よりも香りも保っている。
ふきのとうが春一番の山菜である強い力を感じます。
作り方は至ってシンプル。
まずは
大根を千切して、
軽く塩をします。
10分ほど置いてから、
こんなに水分が出てますよ。
それを、
水でざっと流して、
そしてぎゅっとしぼる。
そこに
甘酢を少し回しいれて、
重石をします。
だいたい30分くらい放置。
それから、甘酢に漬けたものをもう一度ぎゅっと絞ります。
これで下準備は完了です。
あとは、
ふきのとうを細かくみじん切りにして、
先ほどの絞った大根に、
今度はまた甘酢を入れます。
本漬け、という感じ。
この大根の中にフキノトウを混ぜます。
色合いはこんな感じですが、フキノトウは多くなくても大丈夫。
この画像くらい入っていれば、香りは十分です。
さぁ、盛り付け。
美味しそう!
実はこれを作る前は、
油揚げを甘辛く煮て、
大根とフキノトウと合わせて胡麻なますにしていたのです。
でも、
この時はフキノトウはただの色味にすぎませんでした。
香りが全くしなかったのです。
そこで、珍しく閃いたのが、
大根おろしの甘酢と混ぜたフキノトウおろしが美味しいのだから
なますにしても、きっと美味しいはず!
やってみたところ、
あらあら~~、
’とっても美味しい!!’
の声が届くようになりました。
久々のヒットだわ。
来春はぜひ試してみてくださいね!
そしてフキノトウ、冷凍してみてね。
ちなみに茹でてから冷凍です。
明日は休館日を頂きます。
夏がやってくるよー!