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湯治は文化だったんだ!

こんばんは、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

6月1日に再開して、

最初の週末が無事終わりました。

なぜか、週末よりも昨日の月曜日の方が

お客さまが多かった!

今日何曜日?と、皆で確認し合い、

納得するのだけれど、

また、何曜日?と確認し合う。

いやぁ、ボケボケです。

 

再開少し前、

様々なメディアで、

これからの観光はどうなる?

これからの宿の経営方針は?

これからはどんな旅行が主流?

これからは団体旅行でなく一人客が増えるだろう、

新しい地域の取り組み方とは?

インバウンドはしばらくは無理だろうから、

これからは個人客を主にして、

などなど、

 

うーん、

何を読んでも、聞いても、

なんだか今一、心に響かない。

 

なぜって、

今までは?これからは?

コロナ前とコロナ後で?

なんてことは関係なく、

宝巌堂は、

今までやってきたことに

何の変更を加える予定も

ないからです。

 

インバウンドが流行っていたときは

そりゃぁ私だって、外国のお客様とおしゃべりしたい、って

思いましたよ。

でも、それって結構不純な動機、よね。

キャリーバッグは遠慮してね、のこの宿で、

スーツケースが持ち込めるわけがない。

結局、その波には乗れず、乗らず。

 

団体さんもいない、

ご家族連れは1日一組だけ、

ちょいと大きめグループの時はほぼ貸し切り、

夜遅くの到着はごめんなさい、

お一人さまはいつでも大歓迎、

などなど、

書いてみれば、かなり、狭い範囲で、

お客さまに来ていただいている。

 

 

観光やイベント目的だったり、新しいモノに目が向いたり、

そういう流れがあることは、

時代とともになのだから、しょうがない。

 

栃尾又も、

湯治に来るお客様が少ない時がありました。

宝巌堂もお客様が少なくて、あるじと私には早く戻ってこい、って

暗黙の指令も出てました。(懐かしい!)

湯治なんてやってちゃだめだ、観光のお客様に目を向けないと、

宴会のお客様をどんどん取らないと、

なーんていう時だって、たぶん、あった。

 

でもきっと、

人間が求める本質って変わらないんだね。

栃尾又の3軒が、代が変わっても、ここに在り続けられるそれが証拠。

細く続く道を途切れないように、

湯治のお客さんが歩いてきてくれた。

その道は、太く広くなったり、

たまに細ーくなったりするけれど、

これからもきっと途絶えることはない。

 

それは

湯治、が文化だからなんだね。

 

これからも、

惑わされることなく、根付いた文化を守っていく。

その文化は、時代の中で少しずつ進化するもの。

ただ古き良き、だけじゃない。

もっともっと居心地のいい空間を目指す。

 

いつも館内が温かい空気に包まれ、穏やかな風が流れる、

そんな中なのに、

私のガハハハッと、大笑いが響く、

ってな!

 

お客さまに教えられた、

’宿る’という言葉。

滞在中は、

宿と温泉と本箱の行ったり来たりなんですって。

まさにこれぞ、

宝巌堂に’宿って’くださっていた!

ありがたいなぁ。

 

 

 

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