’宝巌堂版 新しいお一人さま泊’とは?

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

爽やかな6月です。

旅に出るにはいい季節なんだよー!

でも、静かなんだよ。だから緑はひとりじめだよ。

さっき、榎本と一緒に本箱の椅子に座って、一息しちゃいました。

風が心地よすぎる。

本を読む、よりも、

ここ、絶対に寝ちゃう。

虫、いない今!←ここ大事!

 

さて、

 

今はどこのお宿でもたぶん、

お一人だからと言ってお断りすることなど、ほとんどないですよね。

 

宝巌堂だけでなく、栃尾又の宿はみな、

昔昔から、お一人さまが多いし、お一人さま大歓迎でした。

湯治は’一人が基本’ですからね。

温泉に行くタイミング、どのくらいの時間入る、何回入る、

みんな自分だけのペースで、だからね。

 

今まで幾度となく、

’お一人さまの宿泊’については

メディアに取り上げて頂きました。

おかげさまで、お一人さま=宝巌堂、が

かなり認識されてきたのかも。

ありがたいことです。

 

そんな私たちだからこそ、

この先へ、そろそろ行こうよ!

それが、

’宝巌堂版 新しいお一人さま泊’です。

 

お一人さまというと、

1人で来て、1人で泊まる、

と思われがちですが、実は、

ちょっと違うんですよ。

 

長年のお馴染みさんからのリクエストで、こんなことがありました。

 

’空いていたらでいいんだけど、

夫婦で行くけど、別々にお部屋が取れる?

私は遅くまで本を読みたいけど、

早く電気消して、って言われちゃうから。

2部屋あったらありがたいなぁと思って’

というご希望。

これを伺ったとき、なるほどなぁ、と思いました。

ご自宅ではそれぞれの部屋があり、居場所もたくさんあり、

思い思いに過ごしているのに、旅館では、一部屋で過ごす。

これもまた案外なストレス。

 

私たちも仕事が終わると、

私は帳場でパソコン、あるじは台所でテレビ、

と、それぞれが好きなことをして過ごすから、

よくわかります。

ビジネスホテルの時は、シングル2つ、取るしねー!

 

そして、友人たちもまた

女子3人で来て、3部屋を予約する。

食事の時は一緒だけれど、

それ以外はみんなが自分のペースで湯治する。

 

心から休む、ってこういうことなのかも。

 

だから、

夫婦でも、きょうだいでも、

親子でも、友達でも、

別室で、って、あり。

そして、それは立派な’お一人さまプラン’なんですよね。

 

友人たちは、

’初めての一人旅もどきで、ワクワクしちゃった!’って

とっても楽しそうでした。

 

これが宝巌堂の考える’お一人さま’です。

 

お一人でも、お二人でも、

皆さんの心がほどける、そんな滞在が出来るお手伝いを

これからもしたいなぁ。

そう思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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