リースの成長

さすがに今日はブーツを脱いで

普通の靴に履き替えた。

でも、まだまだ厚いタイツのまま。

私の春はいつやってくるかなぁ?

 

こんばんは、

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

今は2階の廊下の壁に飾ってある、

スタッフがみんなでプレゼントしてくれたリースは

アトリエひと葉さん作です。

大事に飾っていましたが

ある年、お正月飾りに来てくれたひと葉さんから

’このリースは時がたつにつれてすごく良くなっていくから、

たまには太陽にあてたり、

雨風にさらすのもいいんですよー’、って

教えてくれました。びっくりだったわー!

なので、年末、雪降る中、

門松とともに外に出したこともあった。

もともとないに等しい水分はさらに減っていくのだから、

触ったときにポロってとれちゃったらどうしようかと

ちょっと不安もありました。

まぁ、出していたのはその年だけ。

それからは、定位置にやっぱり落ち着きます。

 

唯一、定位置が動くのは

お雛さまがお出ましのとき、今です。

まさかお雛さまの上というわけにはいかず、

廊下の壁に移動です。

 

あれ?

なんだか色がいつもと違う?

いつもはあまり感じないのですが、

なんだかちょっと赤っぽい。

 

恐る恐る触ってみたらもう、かちかちとしています。

 

ひと葉さんの自宅の、玄関の外に飾ってあるのも

これと同じものだそうなのですが、

なんだかだんだんそれに近づいてる!

葉っぱのひとつひとつが

革のようになっていくんです。

飴色というか、なめし革のような。

 

年月が経ったんだなぁ。

 

朽ちていくのではなく

渋く光り始めている。

 

こうありたいものだ。

 

さて、

アトリエひと葉さんは、

来月から北の国へ半年間、旅立ちます。

さらなる魅力をたくさん纏って、

冬の始まる前に魚沼へ帰る予定です。

 

宝巌堂の恒例のお正月飾りも

またひと葉さんにお願いしますが、

どんなふうになるのか今からもう、

ワクワクです。

 

いってらっしゃいー!がんばってきてね!