十日町紬でお召しかえ

私の大好きな、

はやかわアンティーク&クラフツ

宝巌堂のしつらえに、

何かひとあじ変化をつけたいなぁと思ったとき浮かぶ、

貴重な古道具店です。

店主の理恵さんの古道具、いにしえのモノたちに対する愛情が

ひしひしと伝わって来る店内。

車でないと栃尾又から行くのにはちょっと遠いですが、

わかりやすい場所にあります。

八海山の経営する’魚沼の里’の少し先なんです。

是非たくさんの方にこのお店を見てもらいたいなーって思う。

 

さて、

久々に欲しいものがあって出かけてきました。

探し物は’古布’です。

 

客室の電話にはカバーが掛けてあります。

これは、

浅草のふじ屋さんの手拭いを使って

友人に作ってもらったものです。

それから早なんと、15年くらいたったのではないでしょうか、

 

その電話カバーのすべてが、シミはあちこちにあって、

ホコリもなかなか取り除けず、

とんでもなくひどい状態だったのです。

お客様だって、きっと不快だったに違いない。

そのことをまったく気にも留めなかった私、穴があったら入りたい。。。。

スタッフたちはみんな気が付いて、毎回綺麗に拭いていたそうです。

あーホントに私だけよ、気が付いていなかったのは。

 

そして、はやかわさんでこのたび出会ったのは、

十日町紬のハギレでした。

十日町紬が最盛期だったころのものだそうです。

織っていたおばあちゃんはとっても腕がよかったそうで、

複雑な柄で、そして、

若い子が好みの柄を扱うことが多かったんだそう。

本当に可愛いものばかりです。

これにしよう!

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そして、これをこのたび電話カバーにリメイクしてくれたのは

新人の遠藤。

彼女もまたキヨさんと同じ、縫製のプロでした!

足りない部分は、なんと着物をほぐして足してくれたっ。

いやいや、技あり!

 

できあがりをちょっとお見せしますね!

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電話も喜んでるわ。

ん十年ぶりにお召しかえです!

 

 

 

 

 

 

 

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