Category Archives: 宝巌堂は美味しい! 

2020栃尾又!明けました!おめでとうございます!

雪がありえないほど少ないこの冬。

降り始めから積もる気配が全く見えません。

 

おはようございます!

新潟県魚沼市の山合のラジウム温泉 ’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

そして、

改めまして、

新年明けましておめでとうございます!

 

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今年もまたたくさんのお客様と一緒に年取りができました。

この年末年始のお客様は

こんな言い方はなんですが、ここ数年

ほぼ同じメンバー!

きっとお客様同士も

’あれ、あの人、去年も会ってる!’って思ってるだろうなぁ。

 

年末31日は

私にとって、一年の終わりでもあり、

また大事な始まりでもあります。

 

年に一度しか作らない宝巌堂のお節料理。

その中でもばあばから教わった’昆布巻き’が

うまくいくかどうか。。。。。

 

今年の仕事納めでもあり、

また

仕事始めでもあるのです。

これで〆て、

新年を占う、みたいな感じ。

 

そして今年はどうだったかというと!

 

大根のお煮しめもよくよーく浸みて、

味が一発で決まった!

 

ドキドキの昆布巻きも、

今年は上手にできた!って思うのですが、

さて、どうだったでしょう。

最初は年代物の赤鍋で煮始め、

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その後、普通の鍋に移し替えます。

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ことこと、ことこと、ことこと、ことこと。

 

あるじの評は、

’もう少--し、煮ないとな’

でしたが。

さてさて、

お客さまからは、

’なにもかも美味しかった~~~!’って言っていただけたので、

よし、としますっ!

お客さまは優しいっ!

 

今年もいい年越しができました、

と、

毎年おっしゃっていただけます。

 

でも本当は、

皆さんと年取りができること、

たくさんの’ありがとう’の言葉が頂けること、

私たち、スタッフにとっても、

なによりの’いい年取りが出来た’なんです。

 

今年は雪も少なく今一栃尾又らしさに欠けるお正月ですが、

穏やかないい元日でした。

 

今年も

スタッフ一同みんなで、

明るく、元気に、そして楽しく、健やかに、

お客様と過ごしたいと思っています。

 

皆さんのお越しを心からお待ちしています。

今年もありがとうございます!


心がほどける 五感を愉しむ 宝巌堂

若女将 星智子

946-0087 新潟県魚沼市栃尾又温泉

025-795-2216

Emai:info@ho-gan-do.com

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湯治の献立9変化!

雪のない、秋のような12月の朝。

 

おはようございます。

新潟県魚沼市の山合の温泉地’栃尾又温泉’

心がほどける五感を愉しむ 宝巌堂 の

野菜大好き若女将、星智子です。

 

そう、私、

野菜、大好きなんですよ。

小さい時から、

そのころよく連れて行ってもらってた中華屋さんに行くと、

’ニンジンね!!’

と注文していました。

その料理は八宝菜。

 

文字通り、野菜がたっぷりの中華野菜あんかけ。

その中でも特にニンジンが好きだったので、

子供の私にも特別にニンジンを多く入れてくれたっけ。

しかもちょいと太目に切って。

 

そんな私の作る料理は、

当然のごとく、野菜たっぷりです。

 

キュウリの酢の物に、

なんで、イカとかタコとか、カニとか入れるのよっ!!!

せっかく、キュウリが美味しいのに!

と、

昔は、

ばあばやじいじの献立にちゃちゃいれてたなぁ。

魚料理ばっかりじゃ、私の食べるもんがないぞ!とかね。

でも、それを受け入れてくれてたのには、

本当に感謝なんです。

そのおかげで今がある。

 

さて、

30年前とは違って、宝巌堂には

1週間以上の長湯治のお客様は少なくなりました。

が、

このたび、常連さんが初の長湯治!

9泊です!

 

気合入るぞー!

 

初日に、決心しました。

絶対に同じ料理は出さない。

 

だって、

私がもしお客さんだったら、

あ、これ、昨日出た、

なんてことは悲しすぎるものね。

 

そして、

めでたく、初志貫徹です。

 

湯治のお料理は、

メイン2品、

小鉢類4品、

お味噌汁、ごはん、漬物、

で構成しています。

 

例えば先日はこんな感じ。

 

チーズ味噌カツと梅しそカツ

鮭の味噌漬け

大根の皮のポン酢漬

ジャガイモの田舎煮物

ブロッコリーと柿のサラダ

アスパラ菜の胡麻和え

これに馬場さんの作ったコシヒカリとみそ汁と漬物。

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はらくっちぇ~~~。(訳:おなか、いっぱい)

 

ということは、

メイン2+小鉢4=6種

それを9日間。

6×9=54

54種類のおかずを作ったってことだ!

 

 

いやー!我ながら感動です。

 

この9日間は私にとって

原点に返ったような気がしました。

 

ちょっと前にマイブームだった一品や、

好きだった一品、

手の込んだ一品、

思い出しながら、

持てるレパートリーを総動員です。

 

毎日のシゴトに、

満足することなく、

気持ちを新たに

文字通り、

新しいお料理を作ろうって思ったのでした。

休館日明けの今日は土曜日です。

さぁ、仕込み開始だー!

 

ありがとうございます!

 

 

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心がほどける 五感を愉しむ 宝巌堂

若女将 星智子

946-0087 新潟県魚沼市栃尾又温泉

025-795-2216

Emai:info@ho-gan-do.com


12月22日~24日は空いてますー。

怒涛の年末年始の前に、

ひと休み、体作りしませんか?


 

 

 

 

 

 

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’日本海美食旅’ディスティネーションキャンペーン始まりました!

2019年10月1日、

JR東日本の’新潟県/庄内エリアディスティネーションキャンペーンが始まりました。

今年は、

里山十帖を経営する、雑誌、’自遊人’の岩佐さんが

なんとこのキャンペーンの総合プロデューサーに就任したこともあり、

プレDCから来年のアフターDCまでの3年間、

新潟県の美味しいものに関わる全ての人たちが

とても盛り上がりを見せています。

 

今までまったくこのDCというものには

他人事だと考えていた私ですが、

全県を巻き込む勢いの岩佐さんの精力的な活動と

周りの勢いもあり、

今までよりDCを意識してきた感のある宝巌堂です。

 

先日、

浦佐駅の構内で、

’魚沼米と酒の陣’というイベントが開催されました。

魚沼エリアの美味しいモノと、酒蔵が一同に会するこのイベントに

集まったお客様はなんと浦佐駅開業以来!というほどの混雑ぶりで、

その人数を見た私たちもビックリ仰天でした。

 

その日、

お客さまがお部屋に置いていかれたパンフレット。

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スタッフが処分してもいいですか?といつも確認します。

 

見たことないパンフだね。ちょっと見てみよう、と開いてみてびっくり!

 

え、ウチが載ってる?

しかも、ページをめくって2枚目に、

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どこかで見た器だ。。。

 

これいったいいつ撮影したっけ?

この写真、どうでもいいけど、すごく欲しい。

 

とFBでつぶやいていたら、

新潟県観光協会の方が電話をくださいました。

 

’これ、昨年伺ったときに撮影したやつですよー、

画像送りましょうか?’って。

 

ひええぇぇえぇぇぇ!

まさかの忘れてたいたとは!

ウチに画像があるのでもなく、

雑誌として形があったわけでもないので、

全く彼方に行ってしまったのでした。

ホントにすみません!と平謝り。

 

どうりで、

1か月くらい前に、JRさんから、

’県から頂いた写真に’キク’のお料理がありますが、

これは実際にお客様に出していますか?’との

不思議な電話があったのを思い出した。

このことだったのか!!!!

 

その時の私の答えは、

'はい、出していますよ。

季節になればね’

でした。

季節にならないと、

’おもいのほかの辛子酢’は出ませんからねぇ。

 

今年はいろいろな意味で

節目の15年目。

今までやってきたことの結果が少しずつ出てきたのかな?と、

それはどれもこれも、すべてが

宝巌堂をいつも応援してくれる常連さんのおかげだと、

あるじとの夕餉の会話になりました。

 

今週、

9年ぶりに来てくださった京都の常連さんが、

’何も変わってない、それがすごい’と、

おっしゃってくださいました。

’少しずつ変わったところが溶け込んで

でも、何の違和感もない’と。

あぁ、よかった、と

心からほっとした私です。

 

このDCに向けて、新潟県旅館組合では、

新しいプロジェクトが始まりました。

’にいがた朝ごはん’

’にいがた地酒の宿’

に続く、第3弾。

それが

’にいがたお宿の晩ごはん

です。

 

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この度この真打ちの企画に参加しています。

演目は、

’ばあばのごった煮’

 

このお料理の生まれた背景、ストーリーが

いわゆるガストロノミーとしても重要なわけで、

どこにもないばあばから私への貴重なプレゼントなんですよね。

これからも受け継いでいこう。

 

新潟県・庄内エリアディスティネーションキャンペーンは

2019年10月1日から12月31日までです。

新潟は美味しい!

待ってますねー!

 

 

 

 

 

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フキノトウ味噌、二変化!

フキノトウがたくさん採れると、

いよいよフキノトウ料理の出番です。

 

私の山菜料理は、

ほぼ100%ばあば直伝。

山菜を触ったことはなかったので、

未知の世界でした。

山菜は、採るのは面白いけれど、

実は美味しく食べるようにするは面倒なもの。

細かい処理をすることは多いし、

肝心なことを、やるとやらないとでは大違い。

山菜ほど手間をかけないと美味しくならないものはないような気がします。

 

最初に覚えたのはフキノトウだったかも。

料理もまた最初はフキノトウ味噌から始まったと思う。

フキノトウの処理は

実は私が苦手な部類。

あまりに綺麗にしすぎると、食べるところを全部捨てかねません。

 

処理した後は、塩を入れたたっぷりのお湯で茹でます。

茹でたら水にとって、そのまま1時間つけておきます。

そうすると、水がフキノトウ色になるんですよ。

緑って言うか、黄色って言うか、とにかくけっこう綺麗な色。

水につけるのはアクを抜くためなのですが、

長い間つけていても、香りは飛びません。

本当に力強い春一番の山の恵みです。

 

処理しているときも、指先が真っ黒になるくらいのアクですから、

生で使うことなんて考えたこともなかった!

でも

最近、覚えたやり方は、私の教わったのと全く違っていたんです。

ところが、いざ、それを公表してみると、

その違うやり方をしている人の多いこと多いこと!

もしかして、

ばあばのやり方の方が、マイナーだったのか??

って思うくらいです。

 

フキノトウを生で刻みます。

アクで真っ黒になるから、手早くね。

熱したフライパンに油を入れて、

炒めます。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

そこに、合わせておいた味噌と砂糖を入れて炒める。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

出来上がりはこんな感じの色。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

色は悪いですが、味はばっちりです。

そういえば、よく瓶詰とかで売っているのはこんな色ですよね。

 

さて、

ばあばから教わったやり方はというと、

最初にフキノトウを茹でておきます。

それから胡麻味噌を作る。

たっぷりの胡麻入りが好きなので、

結構胡麻の量は多いかも。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

酒入れて、更によく摺って、

 

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

そこに味噌と砂糖を、だいたい同量入れます。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

さらにどんどん摺って。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

こんな感じになったら、

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

刻んだフキノトウを入れて、混ぜます。

画像に含まれている可能性があるもの:植物、食べ物

画像に含まれている可能性があるもの:植物、食べ物

出来上がりー!

このやり方は色がやっぱり綺麗にでます。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

材料はほぼ同じなのに、

出来上がりはこんなに違う!

 

初めて知ったフキノトウ味噌の二変化。

ちょっと得した春初日です。

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