瞑想の時間を大切にするためにできること。

栃尾又の瞑想の時間が始まってしばらく経ちました。

 

様々なご意見を頂き、半年間やって来ましたが、

最近、この看板に心無い落書きを見つけて、

なんだかやりきれない感じです。

 

’瞑想の時間です。

 

(それは各自部屋でやりましょう)’

  ↑

こういった意味合いでした。

 

温泉でおしゃべりをしてはいけない、

けっしてそういう意味ではありません。

 

でも、自分にとっての楽しいおしゃべりは

必ずしも他人にとって、楽しいばかりとは限りませんね。

これはどの場面においても同じことだと思います。

 

温泉は、とくにぬる湯で長湯が出来るこの栃尾又温泉は

他の温泉と比べて、入浴方法も特異なものです。

なんせ2時間もの入浴ですから。

 

お越しになる方の目的はそれぞれ違えど、

一致しているのは、

たぶん、俗世間からちょっと離れて、

自分をリセットするということ。

そして、明日への元気を養うこと。

そうではないかと感じています。

 

そのためには

基本的に温泉は静かに入るものだと、思うのです。

温泉でのおしゃべりの大きな問題点は、

声がとてつもなく大きく、響いてしまうことなのです。

小さい声で(常識の範囲内)のおしゃべりは、今までだって、

これからだって、全然問題ないのです。

これこそ、裸のいいつきあいです。

 

おしゃべりはお部屋でいくらでもできます。でも、

静かに入浴することは、湯船でしかできません。

そのたった一つの湯船が、ワイワイがやがやで

しかも大音量。

こんな騒音状態になれば、もはや温泉に入る意義など見出せません。

 

 

実は瞑想の時間が始まって以来、

こうしたお叱り、苦言をいただくことが少し減ってきたかと

思っていたのですが、

先日、お客様から、

’温泉が賑やかですねェ??’と

久々に現状を知らされ、

改めて考えさせられました。

 

 

そこで、

以前からご提案を頂いていた、’耳栓’を

試しに置いてみることにしました。

少しお役に立てれば。。。

必要な方だけ、お使いください。

 

ホントはこんなもの、必要なくなればもっといいのですけれどね。

 

あらためて、

栃尾又温泉のために、

皆さんのご協力をどうぞよろしくお願い致します。

 

そして、いつも温かい言葉をくださるみなさんに

本当に心から感謝いたします。

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

 それにしても

最近の耳栓ってすごいんですねー。

あの硬いやつではなくて、すごーく柔らかいの。

細くして、耳に入れると、耳の中でふくらむっていう。感じです

びっくりだー。

結構遮音効果も高いみたいですね。

 

DSCN0860.JPG 

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栃尾又ラジウム温泉 宝巌堂(ほうがんどう) 8室の小さな温泉宿です

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6 Comments

  1. 昆布巻きのうおぬま屋店長

    こんばんは。
    >この看板に心無い落書きを見つけて、
    あら?、それは残念です。
    色々な人が居ますから、あまり気にし過ぎないの肝要かと。
    なにせ、ゴキブリが出たと、110番する時代ですから。(^^)

  2. 若女将

    おはようございます!
    そう、ちょっと残念ですね。
    ご使用になるならないも、お客さましだいなので
    宿側としては
    できるだけのことをするしかないかと
    思っています。
    ゴキブリで110番かー、
    時代ですなぁ??。

  3. すず

    私はこの「瞑想の時間」の提案はいいことと思っています。
    連休や年末年始などの混雑している時期に伺うことが多いので仕方ないのでしょうが、静かな時間ってかなり少ないです。
    耳栓は盲点でしたね!
    新幹線に乗る時の必需品を温泉で使うのも複雑な思いですが、案外ナイスかもしれません。
    次回のときにでも試してみます。

  4. 若女将

    すずさん
    こんばんは。ご訪問ありがとうございます!
    そうですね、やっぱり静かな時間を作ることは大事ですよね。
    この耳栓、お客様に試していただいたのですが、
    シャットアウトとはいかなくても
    大声を少し小さくすることは加納だったようです。
    少しの平和。(完全にシャットアウトだとまずいですよね)
    また栃尾又をどうぞよろしくお願い致します。
    ありがとうございました。

  5. なな

    昨今のプチ湯治ブーム
    温泉が見直されるのは嬉しい事ですね
    なんたって温泉は日本の文化ですから
    お宿には色んなタイプのお客様がいらっしゃるのですね
    温泉好き
    観光
    湯治
    (リフレッシュ 気分転換 ストレス発散)
    (病気を治す)
    どうぞ様々なお客様を大切になさって下さい

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