心がほどける=心がとける

’田舎の我が家’から

’心がほどける 五感を愉しむ’

というスタンスにかわったのは

なんと2014年の夏のことだった!

 

つい最近のことだと思っていたけれど、

もう4年も経っていたのには

かなりびっくりしました。

 

いわゆるコンセプトとなる言葉を選ぶとき、

最初に出てきた言葉は

’心がほぐれる’

でした。

いろいろと話し合っていくうちに、

つい言い間違えて出てきたの言葉が

この、

’心がほどける’

でした。

 

あれ?

ほぐれる?だっけ?

ほどける、だったっけ?

ほぐれる、って言ってたよね?

でも、なんとなく

’ほどける’って言う響きのほうが

合ってない?

 

何がどう合ってるのかわからないんだけど、

口に出して言ってみると、

 

’心がほどける’

が、ぴったりきたのです。

言葉って不思議です。

 

ほどける、も、ほぐれる、も

ほぼ同じ意味を持ちます。

 

【ほぐれる】

   1 もつれたり、固まったりしたものがとけはなれる。ほどける。

「からまった糸が―・れる」

   2 緊張がとれてやわらぐ。「気持ちが―・れる」「体操でからだが―・れる」

   3 食物の固まりが細かくなる。「鮭の身が―・れる」

【ほどける】

   1 結んだり、縫ったり、もつれたりしたものがとけて離れる。とける。

「帯が―・ける」

   2 気持ちが和らぐ。うちとける。「緊張が―・ける」

 

そしてどちらも同じ漢字を書きます。

解れる

解ける

です。

どちらも、’解’、という意味を持っているのですね。

 

ではなぜ、心がほぐれる、ではぴんと来なくて

心がほどける、だったんだろう。

 

実はずっと気になっていたんです。

今回いろいろと調べていたところ、

これ、漢字にしてみたら、

なんとなくわかった気がしました。

 

ほどける=解ける=とける

そう、漢字で書くと

’とける’

とも読むのです!

 

そうか!

心も体もとけるってことなんだ。

 

とけるって、すごいことです。

栃尾又のぬる湯に浸かって’とける。

宝巌堂の居心地に’とける’

 

とけるって、

幸せなことなんだなぁ。

 

 

 

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